インテリアデザイナーに聞いた、リビングが雑然と見えてしまう4つのNGポイント

暮らしの顔とも言えるリビングは、居心地が良くスタイリッシュな空間にしたいもの。しかし、気づかぬうちに雑然と見せてしまうアイテムやコーディネートも存在する。

今回は株式会社ソーシャルインテリアで、個人宅やオフィスのコーディネートを務めるインテリアデザイナー・豊田美穂さんに、リビングをスッキリと見せるためのノウハウを聞いた。

素材をまとめ、カラーは3色までに絞る

素材をまとめ、カラーは3色までに絞る, シンメトリーを避けてあえて奇数で配置する, サイズの合わないカーテンは付け替える, 生活感のあるアイテムを布で隠す

リビングから雑然とした印象を取り除くためには、何よりも統一感が欠かせない。そして、よく言われるインテリアの統一感とは、素材やカラーによって生み出されるものなのだと豊田氏は語る。

「ここ数年、素材感の違うインテリアを組み合わせる異素材ミックスが流行っていますが、最初のうちは同系統の素材やカラーでまとめることをおすすめします。

例えば、メインのテーブルがガラス製の場合、部屋のどこかにガラスの小物を置いてリンクさせることで、全体にまとまりが出てきますね」

さらに豊田氏は、「インテリアの色数を3色に抑える」ことを推奨する。具体的には、メインカラーを80%、サブカラーを15%、アクセントカラーを5%にすることで、統一感が生まれやすいのだそうだ。

「色の組み合わせも、はじめのうちはトーンや明るさ、くすみ具合などを統一して同系色でまとめるのが無難です。アクセントカラーを入れる場合は、あちこちに置くのではなく、クッションなどピンポイントで使うことを意識してみてください」

シンメトリーを避けてあえて奇数で配置する

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クッションや小物を並べる際は、偶数ではなく奇数にすることがポイントだ。

豊田氏によると「ソファに2個のクッションを置くとシンメトリーになって、空間に緊張感が生まれる」のだという。

同様に、棚の上などのディスプレイも3つセットや、2つと1つのグループに分けるように配置することで、おしゃれでバランスの取れた見た目になるのだそうだ。

サイズの合わないカーテンは付け替える

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さらに、カーテンのサイズが大きく、布が床に余っていると部屋全体がだらしなく見えるため、窓のサイズに合ったジャストサイズをオーダーすることが大切だと豊田氏は続ける。

床から1〜2センチ浮かした丈が、一般的にカーテンのジャストサイズだと言われているが、カーテンの種類や付け方によって実際に作成するサイズは変わってくる。

「無印良品の公式サイトには測り方なども詳しく載っているため、そういったサービスを利用してオーダーカーテンを作るのも一つの方法ですね」と豊田氏は勧める。

生活感のあるアイテムを布で隠す

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過ごす時間が多い空間だからこそ、生活感のあるアイテムがつい目に入ってしまうこともある。

パッケージの派手なものをガラス容器などに移し替えるという方法もあるが、さらに簡単にできることとして、豊田氏は「布で隠す」方法を提案している。

夏は麻、冬はブークレなど、ファブリックの素材やカラーを変えることで、トレンド感を出せるため、隠す収納の一つとして覚えておくと便利です」

素材やカラー、置き方を少し見直すだけで、部屋の印象が大きく変わるのがインテリアの魅力だ。排除すべきアイテムやコーディネートのポイントを理解した上で、自分の部屋を改めて見渡せば、過剰だった何かに気づけるだろう。