大井川鐵道の「山岳夜行」が復活!元近鉄特急16000系で朝から奥大井観光も

山岳夜行 イメージ
大井川鐵道は2025年7月26日(土)、旧近鉄特急16000系電車を使用した夜行列車「山岳夜行」の運行を開始します。1970年代から1980年代後半にかけて夏季限定で運転されていた登山客向け夜行列車「山岳夜行」を、現代仕様で再び運行するというもので、電車による夜行列車体験を目的とした新たな観光列車として設定されます。
運転日は7月26日(土)、8月2日(土)、9日(土)、16日(土)の計4回、いずれも新金谷駅を21時55分に出発し、金谷駅への入線後、家山駅には翌6時5分頃、川根温泉笹間渡駅には6時14分頃到着します。

山岳夜行 行路
©大井川鐵道
旅行商品としての販売で、乗車には事前予約が必要。予約受け付けは6月30日(月)12時より体験予約サイト「アソビュー!」で開始されます。定員は58名で、最少催行人員は20名。座席クラスはエコノミーシングル(11,800円)、ゆっくりツイン(14,800円)、ストレッチツイン(16,800円)、ゆったりBOX(19,800円)の4種類が用意されており、いずれも1人1区画での利用となります。

ゆったりBOX イメージ
©大井川鐵道
旅行代金には、列車乗車のほか、夜食用弁当、夜鳴きそば、朝の軽食、大井川本線フリー乗車証(発車日翌日から翌々日まで有効)、川根温泉の入浴チケットが含まれます。なお、一部収入は大井川本線の全線復旧費用に充てられます。
「山岳夜行」は、かつて東京発の東海道本線夜行列車「大垣夜行」と金谷駅で接続し、千頭駅や井川線を経由して南アルプス方面への登山アクセス列車として運行されていました。1970年7月10日の運転開始から2025年で55周年を迎え、大井川鐵道創立100周年と合わせて記念の年となります。
今回の運行では、家山駅で川根本町コミュニティバスの始発便に接続し、千頭駅からのバスを利用することで、通常ダイヤよりも早い8時10分に寸又峡温泉に到着できるため、奥大井エリアの観光や登山のアクセス手段としても活用されます。また、川根温泉笹間渡駅からは6時26分発の金谷行き普通列車に乗車することも可能です。
列車の詳細な行程や停車駅などは予約者に対して後日案内されます。添乗員の同行はなく、川根本町コミュニティバスや井川寸又峡周遊きっぷの利用には別途料金(大人2,100円・子ども1,050円)が必要です。

奥大井湖上駅を望む
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