F1新規参戦アウディ、来季に向けてIT金融企業大手と長期タイトルスポンサー契約。強力タッグはロゴの掲出だけには留まらない?
ザウバーを母体に、2026年からF1参入を果たすアウディ。初年度の戦いに向けて、ファイナンス・テクノロジー企業のレヴォルート(Revolut)と「画期的な」長期契約を結んだことを発表した。
レヴォルートは昨年、時価総額450億ドル(約4兆7220億円)を記録したイギリスのオンラインバンク。従来のスポンサーシップとは異なり、アウディのマシンや機材にロゴが掲出されるだけでなく、チームの財政運営やファンへのサポートにも関わる予定だという。
チーム代表のジョナサン・ウィートリーは、レヴォルートとの契約締結について次のように語った。
「レヴォルートに関しては、革新と飽くなき野心という我々の基本理念に共鳴するパートナーを見つけることができた」
「これは単なるブランドフィットではなく、モータースポーツの常識に挑戦するための戦略的な提携だ」
「2026年以降、レヴォルートのデジタル・ファースト・ソリューションは、我々の事業の主な分野で力を発揮するのと同時に、ファンやコミュニティと我々チームとの関わり方を再定義し、サーキット内外でシームレスかつ魅力的な体験を提供する」

Nico Hulkenberg, Sauber
レヴォルートにとっては2015年の創設以来、初めてのF1スポンサーシップ契約であり、現在ザウバーのタイトルスポンサーを務めるスポーツギャンブル企業ステークとその関連ストリーミングサイトであるキックに取って代わることとなる。
レヴォルートのニック・ストロンスキーCEOは、F1ビジネスへの参入について次のように語った。
「レヴォルートと未来のアウディF1チームにとって、記念すべきパートナーシップだ」
「我々は1億人の顧客獲得に向けて加速しており、F1にとって極めて重要な時期に、忘れられない経験をF1にもたらすことになるだろう」
「レヴォルートがグローバル金融の現状に挑戦し続けているように、未来のアウディF1チームもモータースポーツで同じようなことをしようとしている」
「共通の展望、グローバルな野心、進歩への絶え間ない意欲を持つこのパートナーシップはF1における可能性を定義するモノとなるだろう」
F1は2026年から、電気エネルギーに重点を置いた新しいレギュレーションを導入する。アウディは新規参戦に向けて、スイス・ヒンウィルにあるザウバー本拠地でシャシーを、ドイツ・ノイブルクの拠点でパワーユニットを開発中。3拠点目として、先日イギリス・オックスフォードシャーにテクノロジーセンターを開設した。
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