2075年の経済大国トップ10は:日本は大きくランクダウン
50年後の世界経済を予測

各地で紛争が起こり、米国が関税額を大きく引き上げるなど行き不透明な世の中だが、だからこそ世界経済がどのように展開していくのか気になるところだ。ある予測によれば、50年後の経済情勢は、今日とは大きく異なった姿になっている可能性が高いという。
ゴールドマン・サックスが予測

大国の関税政策などが変われば、それにともなって世界経済のパラダイム自体が変わってしまうことがあり、50年先の予測をするはとても難しい。しかし、その難しさにあえて挑戦しているのがゴールドマン・サックスである。
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104カ国の経済発展を予測

世界有数の投資・証券グループであるゴールドマン・サックスは、104カ国について、2027年までどのような経済発展をしているかを予測、2022年末に発表した。
経済大国No.1は中国

ゴールドマン・サックスの予想が的中すれば、2075年に中国はGDPが57兆ドルとなり、世界をリードする経済大国として地位を固めることになる。
インドの大躍進

中国に次いで第2位の経済大国はインドである。GDPは52.5兆ドルだ。
米国は第3位

インドの後塵を拝しているのは米国だ。GDPは51.5兆ドル。
インドネシアとナイジェリアの急成長

気になることに、ヨーロッパ勢はまだ現れない。米国に次ぐ4位はインドネシア、5位はナイジェリアと、新興国が上位にランクインしているのだ。
トップ6位から10位まで

トップ10にランクインした残りの国は、パキスタン(6位)、エジプト(7位)、ブラジル(8位)、ドイツ(9位)、イギリス(10位)である。ヨーロッパ勢は9位でようやく登場するのだ。
欧州は団結すれば強し

ヨーロッパ勢に関してゴールドマン・サックスの本報告書は、EU圏が1つにまとまれば世界第4位のGDPになるだろうと指摘している。ところが、ばらばらに動いた場合、その影響力はきわめて限定的になるようだ。
日本は12位

2075年の経済大国トップ11以降は、メキシコ(11位)、日本(12位)、ロシア(13位)、フィリピン(14位)、フランス(15位)である。
人口増加が成長の鍵

ナイジェリアやパキスタン、エジプトをはじめとするいくつかの発展途上国において、ゴールドマン・サックスは顕著な経済成長を予想しているが、この成長を後押しするのはそれらの国における人口増加であるという。
ただし未来は不確か

この報告書で指摘されている通り、100余りの国について50年先の経済を占うことは、危険でもあれば、不確実でもある。とはいえ、この予測は人口・資本・テクノロジーといった分野における最新データを取り入れた上で立てられている。
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