平均貯蓄額「私は平均以下か、平均以上か」年代別に単身世帯を一覧表でみる【退職金】失敗談1位は「現金で放置」やってよかったことは?

平均貯蓄額「私は平均以下か、平均以上か」年代別に単身世帯を一覧表でみる【退職金】失敗談1位は「現金で放置」やってよかったことは?
9月も飲食料品の値上げが続いていますが、一方で今の生活だけでなく、老後資金に不安を抱えている方も多いでしょう。
老後資金としては現役時代の貯蓄や退職金などで備える方が多いもの。特におひとりさまはこの2点で何を、どう老後に備えていくかが重要です。
貯蓄額の参考として、今回は年代別に貯蓄額の平均と中央値をみていきます。
またPRTIMES「退職金、過半数が「不安や疑問あり」、失敗談1位は「現金での放置」、成功談1位は「退職前の投資開始」」より、退職金の失敗談ややってよかったことも見ていきましょう。
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平均貯蓄額「私は平均以下か、平均以上か」年代別に単身世帯を一覧表でみる
金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」を参考に、まずは年代別の貯蓄額の平均と中央値を確認しましょう(※金融資産は預貯金や生命保険、株式、投資信託などの金融商品を指し、日常的な出し入れや引き落としに備えている部分は含みません)。
【貯蓄額一覧表】平均と中央値
・20歳代:平均値161万円・中央値15万円
・30歳代:平均値459万円・中央値90万円
・40歳代:平均値883万円・中央値85万円
・50歳代:平均値1087万円・中央値30万円
・60歳代:平均値1679万円・中央値350万円
・70歳代:平均値1634万円・中央値475万円

30歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

40歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

50歳代・単身世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)
まず平均貯蓄額をみると、30歳代で400万円台、40歳代で800万円台、50歳代で1000万円を超えています。50歳代から60歳代にかけて大きく増えている一因は退職金と考えられるでしょう。
一方の中央値をみると、60歳代までは100万円以下となっており、貯蓄額に個人差が大きいとわかります。中央値も50歳代から60歳代で大きく違い、やはり退職金の影響は大きいと考えられます。
老後資金は現役時代にどう備えるか、退職金をどう使うかが大切でしょう。
【退職金】失敗談1位は「現金で放置」やってよかったことは?
退職金について、PRTIMES「退職金、過半数が「不安や疑問あり」、失敗談1位は「現金での放置」、成功談1位は「退職前の投資開始」」によれば、株式会社400Fが行った「オカネコ 退職金に関する調査」※によると、過半数が退職金に不安や疑問を抱えており、具体的な不安として以下が挙がりました。
※調査対象:ご自身、または身近な家族ご友人で退職金を受け取った経験、または今後受け取る予定のある全国の『オカネコ』ユーザー242人
退職金の使い道に感じる不安や疑問
・1位「老後資金として足りるか不安」54.5%
・2位「投資や運用で損をしてしまわないか」25.2%
・3位「何から手をつければいいか分からない」14.1%
また、退職金の使い道について「失敗した」と感じる経験がある人は36.4%。
失敗談の中で多い順に「退職金を現金で放置してしまった(運用せずに目減りした)」20.5%、「専門家に相談せず、一人で判断してしまった」17.3%、「老後資金として残す分を決めず、生活費で使いすぎてしまった」15.0%となっていました。
退職金が出るか、出ないか、出るならいくらかは個人差があるので、まずは自身の退職金について確認することが大切です。その上で退職金の使い方については前もって情報収集をして、考えておきたいところ。
同調査によれば、退職金の成功談がある人は57.8%。そのうち多い順に内容をみてみましょう。
退職金で「やってよかった」成功談
・1位「退職金を受け取る前から投資を始めた」23.9%
・2位「退職後の具体的な収支シミュレーションを行った」18.2%
・3位「退職金を受け取る前に、書籍やインターネットで情報収集をした」17.0%
退職金を受け取る前から情報収集をしたり、投資をはじめたり、また具体的な収支シミュレーションをしている方もいます。まずは老後の具体的な収支シミュレーションをした上で、退職金をどうするか考えるとよいでしょう。
退職金はまとまった金額が入る場合もあり、運用を考えている方もいると思いますが、年齢が上がるにつれリスクは取りにくくなります。できれば現役時代から情報収集をしたり、可能な場合は自身のリスク許容度内で実際に運用をしてみたりするのも一つでしょう。
スモールステップで資産運用をはじめるのも一つ
昨今の物価高や少子高齢化を考えると、まとまった貯蓄を保有しておきたいもの。とはいえ特に貯蓄額の中央値をみると、しっかり貯蓄するのは簡単ではありません。
まずは少額でいいので、毎月一定額を積み立てることが大切でしょう。
ある程度貯蓄が貯まった場合、一部で資産運用をするのも一つです。資産運用にはリスクがありますし、リスク許容度は人それぞれ。一方で貯蓄を効率的に貯められたり、自分だけでなくお金に働いてもらうという選択肢がもてたりもします。
基本的には年齢が上がるほど、リスクは取りにくくなってくるもの。また、年を重ねてから急に初めて運用をはじめるのも多少リスクがあります。
資産運用をはじめてみたいという方は、可能であれば現役時代のうちから、少額でいいので運用をはじめて経験を積んでみるといいでしょう。
いずれにせよ、前もっての情報集やシミュレーションは大切です。これを機にお金について考えてみてくださいね。
参考資料
・金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
・PRTIMES「退職金、過半数が「不安や疑問あり」、失敗談1位は「現金での放置」、成功談1位は「退職前の投資開始」」