離婚、49歳無一文…70代の今「毎日が楽しい」と語る女性のお金をかけない“DIYの魔法”
「古い家具は捨てないで!」70代女性が教える…お金をかけない最高の暮らし術 何不自由ない裕福な暮らしから一転、49歳で無一文へ。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです

Photo: Adobe Stock
オーダーメイドの流し台をアイランドキッチン風にリメイク
私は以前、お金があったときにオーダーメイドで作った思い出の流し台を再利用して、アイランドキッチンのようなカウンターを手づくりしました。
もともとカウンタートップには板状の大理石がのっていましたが、今の部屋の雰囲気には合わないため、引っ越しの際に処分しました。
その代わりに、知人から譲り受けた廃材を使って、ひとまわり大きな天板を新たに作ることにしたのです。

古い流し台を利用してつくったキッチンカウンターは部屋のトーンに合わせてカラーリングしました(写真:川瀬典子)『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より
壁紙とモールディングで華やかに装飾
部屋全体がグレーを基調としているため、カウンターの天板と側面もグレーで塗装しています。
リビング側から見える面には、グレーとホワイトのストライプ柄の壁紙を張りました。また、このカウンターはもともとが流し台なので、前面には装飾が何もありませんでした。
そこで、モールディング(装飾用の建材)を取り付けて、天板と同じグレーで塗装し、デザイン性を高めています。
天板にはコンセントを二つ設置。このコンセントが、ミキサーなどを使うときにとても便利で重宝しています。

キッチンカウンターの天板には電源を配置してミキサーを使ったりしています(写真:川瀬典子)『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より

キッチンカウンターの天板の下にリモコンをしまうスペースをつくりました(写真:川瀬典子)『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より
愛着のある家具を、暮らしの中心に
このDIYの最大の魅力は、思い出の詰まった家具を、今の自分のライフスタイルに合わせてアップデートできる点にあります。
カウンターでお茶を楽しんだりして、既製品のアイランドキッチンにはない、世界に一つだけのストーリーが、日々の暮らしに温かみと彩りを加えてくれます。
DIYだからこそ実現できる、低コストと無限の可能性
アイランドキッチンは魅力的ですが、市販の製品はとても高価です。しかし、手持ちの家具とホームセンターで手に入る材料を組み合わせれば、驚くほどコストを抑えながら理想の空間を実現できます。
塗装の色や壁紙の柄、モールディングのデザインを変えるだけで、フレンチシックにも、モダンにも、インダストリアルな雰囲気にもアレンジ可能です。
コンセントの増設のように、ひと手間かけることで、使い勝手は格段に向上します。自分の「あったらいいな」を、費用を抑えながら自由に形にできるのが、DIYの醍醐味と言えるでしょう。
次のステップでさらに快適な空間へ
このカウンターには、さらなる可能性が秘められています。例えば、側面にアイアンバーを取り付ければ、S字フックでキッチンツールを吊るす「見せる収納」が作れます。
天板の下に棚板を追加すれば、収納力もアップします。また、キャスターを取り付ければ、レイアウト変更が自由な可動式カウンターになり、お部屋の使い方の幅がさらに広がるでしょう。
少しのアイデアと工夫で、家具はもっと便利で愛おしい存在になります。眠っている家具があれば、あなたもリメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです