優待名人も太鼓判!3万円台で始められる銘柄も!【本誌掲載優待株の少額で買えるランキングトップ10】
企業が株主に対し、自社製品や金券などを贈呈する「株主優待」。少し前は減少傾向が強まっていたが、直近ではまた導入する企業が増えている。株主にとっては嬉しい限りだが、株主優待を実施する銘柄はかなり多くなっているため、選ぶのが難しいかもしれない。そこで今回は「必要投資額」の面から見ておトク度が高い、少額で獲得できる株主優待を紹介! 銘柄選びの参考にしてほしい。(ダイヤモンド・ザイ編集部)
「少額で魅力的な株主優待を獲得できる株」を10銘柄紹介!
3万円台の投資額で食品がもらえる「ノバレーゼ」などに注目!
株主優待は、株価の値上がりや配当金に並んで、株を買う大きな楽しみの一つ。しかし、株主優待を実施する銘柄の数は1500を超えているので、よく吟味して買わなければならない。そこで、ダイヤモンド・ザイでは株主優待の達人の個人投資家8人、さらに優待名人の桐谷広人さんに取材。おすすめの優待株を教えてもらった。
達人たちから名前が挙がった優待株は全部で88銘柄。どれも魅力的な銘柄ばかりだが、できれば「投資額が少額のほうがありがたい」という投資家も多いだろう。少額で買える銘柄は手が出しやすく、複数銘柄への分散投資もしやすい。
そこで、ダイヤモンド・ザイでは達人たちが選んだ優待株88銘柄を対象に「少額で買える株ランキング」を作成。そのトップ10は以下のようになった。
図の中の「ジャンル」は、もらえる優待品の種類、もしくは2025年に株主優待が新設されて、優待名人・桐谷広人さんが実際に買った銘柄を示している。ご覧のとおり、投資額が10万円台以下でも、食品や雑貨など多彩な優待品をもらうことができるので、自分に合った株主優待株を探してみよう!
自社グループ店舗で利用できる「食事券」がもらえて人気の
「ジェイグループHD」や「クリエイト・レストランツ・HD」に注目
ここからは、前ページで紹介した「少額で買える株ランキング」で上位に入った3銘柄について、もう少し詳しく見ていこう。いずれも食品や食事券がもらえる銘柄なので、食費節約の助けにもなるはずだ(コメントは個人投資家によるもの。株価や利回りなどのデータは2025年9月3日時点)。
一つ目の銘柄は、最低限の必要株数が100株、必要投資額が3万円台のノバレーゼ(9160)だ。
ノバレーゼはブライダル事業を展開する企業。今期の業績は、人件費増加の一段落やドレス事業の好調により利益率が向上。大幅な営業利益増となる見通しだ。株主優待は特選ギフト、カタログギフト、運営するレストランで使える割引券の3つから選べる。「3万円台の投資額で2000円相当の『もなかSOUP』とフィナンシェをもらいました。手軽で大満足」(くき)
続いて紹介するのは、最低限の必要株数が100株、必要投資額が7万円台のジェイグループホールディングス(3063)だ。
ジェイグループホールディングスは、有名居酒屋店などを運営する東海地盤の企業。販売費及び一般管理費、原価の上昇は懸念材料だが、高収益業態への転換や不採算店舗の閉鎖などで、今期は増収増益を見込んでいる。
株主優待品は食事券だが、配当+株主優待の合計利回りは6%近い。「芋蔵、ほっこり、うな匠、大阪王将などで使える食事券がもらえます! 店舗が近くにない場合でも商品と交換可能で、使い勝手抜群の優待です」(くき)
最後に紹介するのは、最低限の必要株数が100株、必要投資額が8万円台のクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)だ。
クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待では、「しゃぶ菜」「磯丸水産」「サンジェルマン」など、全国に900以上ある自社グループの飲食店で利用可能な食事券がもらえる。「アメリカでも人気のあるステーキ専門店『モートンズ』と、回らないお寿司が食べ放題の『雛鮨』でも使えるのは贅沢感があります」(優待太郎)
業績については、外食産業全体の回復やM&Aによるブランドの多様化などが奏功し、増収増益の見通し。ただ、手頃に買えるといっても現状の株価には割高感があるので、よく買い時を見極めたい。