航空自衛隊F-15J、初の欧州展開「Atlantic Eagles」から帰投!

飛行中のA400Mカーゴランプで握手を交わす、ドイツ空軍総監ノイマン中将と森田雄博航空幕僚長

航空自衛隊は、北米・欧州親善訪問「Atlantic Eagles」を無事に終えたと発表しました。派遣されたF-15J戦闘機は、2025年10月1日に千歳基地に帰投しています。

今回の派遣はF-15J戦闘機4機を中心に、KC-767輸送機1機、C-2輸送機2機、KC-46A空中給油機1機、計8機と約180名の隊員が参加。アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツを訪問しました。

派遣されたF-15Jは9月15日に千歳基地を出発し、最初の訪問地となった米アラスカ州・アイルソン空軍基地に到着。続いて17日にはカナダ・グースベイ空軍基地に展開し、現地部隊との交流を実施しました。

© 航空自衛隊北米・欧州親善訪問「Atlantic Eagles」、カナダ・グースベイ空軍基地に展開したF-15J

その後大西洋を横断し、19日にはイギリス・コニングスビー空軍基地に到着し、ユーロファイター・タイフーンとの編隊飛行を実施。その後、23日にはドイツ北部のラーゲ空軍基地に展開し、ドイツ空軍のユーロファイターやA400M輸送機と編隊飛行を行ないました。なお、航空自衛隊の戦闘機がカナダ、イギリス、ドイツに展開したのは今回が初めてです。

© 航空自衛隊北米・欧州親善訪問「Atlantic Eagles」、イギリス・コニングスビー空軍基地に到着したF-15J © 航空自衛隊 北米・欧州親善訪問「Atlantic Eagles」でドイツを訪問したF-15J

今回の派遣では、F-15Jの垂直尾翼や増槽タンクに専用デザインが施され、特製パッチも用意。「Atlantic Eagles」の名称は、訪問国が大西洋に面していることと、航空自衛隊の主力戦闘機F-15Jの愛称「イーグル」にちなんでいます。

© 航空自衛隊千歳基地所属のF-15J戦闘機4機が、史上初の北米・欧州親善訪問「Atlantic Eagles」に向けて出発

航空自衛隊は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であり、相互に連関している」と強調しており、今回の訪問はその認識を体現する取り組みとしています。