10月15日は年金支給!ふつうの人の年金受給額を年代別に解説!手取り額が増減するかも?10月の変更点に要注意
秋から見直す年金と家計。「無理なく」安心して老後を過ごす方法とは?

10月15日は年金支給!ふつうの人の年金受給額を年代別に解説!手取り額が増減するかも?10月の変更点に要注意
秋風が心地よい季節、皆さんはいかがお過ごしですか?年金生活を送る中で、「このままで大丈夫かな…」と、お金のことで漠然とした不安を抱える方も少なくないと思います。
実は、10月の年金支給分から、手取り額が変わる人がいることをご存知でしょうか?
老後の生活設計において、重要なのは年金受給額の把握です。国民年金は65歳で約6万円、厚生年金は約14~16万円が平均的な受給額です。
本記事では具体的な受給額データとともに、限られた年金収入でも無理なく豊かな老後を実現するための実践的な方法をご紹介します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
国民年金の平均受給額はいくら?あなたの年金と比べてみよう
まずは、令和5年度における国民年金の平均受給額を解説します。
60歳代

60代 国民年金の平均受給額
・60歳:4万3638円
・61歳:4万4663円
・62歳:4万3477円
・63歳:4万5035円
・64歳:4万6053円
・65歳:5万9599円
・66歳:5万9510円
・67歳:5万9475円
・68歳:5万9194円
・69歳:5万8972円
70歳代

70代 国民年金の平均受給額
・70歳:5万8956円
・71歳:5万8569円
・72歳:5万8429円
・73歳:5万8220円
・74歳:5万8070円
・75歳:5万7973円
・76歳:5万7774円
・77歳:5万7561円
・78歳:5万7119円
・79歳:5万7078円
80歳代

80代 国民年金の平均受給額
・80歳:5万6736円
・81歳:5万6487円
・82歳:5万6351円
・83歳:5万8112円
・84歳:5万7879円
・85歳:5万7693円
・86歳:5万7685円
・87歳:5万7244円
・88歳:5万7076円
・89歳:5万6796円
90歳以上

90代以上 国民年金の平均受給額
・90歳以上:5万3621円
国民年金は、満額でも月額6万9308円です(2025年度)。国民年金だけで生活するのは現実的ではないため、厚生年金を受け取れない方はできるだけ長く働いたり、現役時代に計画的に資産形成をする必要があります。
【世代別】厚生年金の平均受給額は?60歳代から90歳以上のお金事情
国民年金と合わせた厚生年金の平均受給額を見ていきましょう。
60歳代

60歳代 厚生年金の平均受給額
・60歳:9万6492円
・61歳:10万317円
・62歳:6万3244円
・63歳:6万5313円
・64歳:8万1700円
・65歳:14万5876円
・66歳:14万8285円
・67歳:14万9205円
・68歳:14万7862円
・69歳:14万5960円
70歳代

70歳代 厚生年金の平均受給額
・70歳:14万4773円
・71歳:14万3521円
・72歳:14万2248円
・73歳:14万4251円
・74歳:14万7684円
・75歳:14万7455円
・76歳:14万7152円
・77歳:14万7070円
・78歳:14万9232円
・79歳:14万9883円
80歳代

80歳代 厚生年金の平均受給額
・80歳:15万1580円
・81歳:15万3834円
・82歳:15万6103円
・83歳:15万8631円
・84歳:16万59円
・85歳:16万1684円
・86歳:16万1870円
・87歳:16万2514円
・88歳:16万3198円
・89歳:16万2841円
90歳以上

90歳代以上 厚生年金の平均受給額
・90歳以上:16万721円
生活レベルによっては、厚生年金を受給できる方は基礎生活費をカバーできる可能性があります。生活設計を考えるためにも、「自分はいくら受け取れるのか」「手取り額はいくらか」「生活費はどの程度になりそうか」を、きちんと把握しておきましょう。
【見逃し厳禁】10月から年金の手取り額が変わる人も!変更点と影響を徹底解説
前年の年金収入や他の所得が増減した人、扶養家族数や所得控除内容が変動した人は、10月から支給される年金額が変わる可能性があります。
年金から天引きされる住民税や保険料は、4月~8月までは「仮徴収」として前年度分に基づいた暫定額で差し引かれています。
10月支給分から「本徴収」として新しい金額に切り替わるため、最終的な振込額に影響するためです。

年次処理スケジュール
年金だけじゃ不安?老後生活を安心して送るための3つのヒント
年金収入だけでの生活は、何かと不安を感じることも多いと考えられます。
しかし、適切な準備と工夫により、充実した老後を送ることは十分可能です。
家計の見直しと支出の最適化
年金生活では限られた収入の中で生活するため、まず現在の支出を詳細に把握することが重要です。
食費、光熱費、通信費、保険料などの固定費を洗い出し、本当に必要な支出かどうかを検討しましょう。
特に効果的なのは住居費の見直しです。子どもが独立した後であれば、より小さな住宅への住み替えや、維持費の安い物件への引っ越しを検討することで、大幅な支出削減が可能になります。
あわせて、格安スマホへの変更や不要な保険の解約、年会費のかかるサービスの見直しなど固定費の削減を意識しましょう。
健康管理による医療費抑制と生活の質向上
年金生活において医療費は大きな負担となりがちです。
予防医学の観点から、健康管理を徹底することで、長期的な医療費の抑制と生活の質の向上が期待できます。
定期的な健康診断の受診はもちろん、日常的な運動習慣の確立が効果的です。
ウォーキングやラジオ体操、地域のスポーツクラブでの活動など、無理のない範囲で身体を動かす習慣を作りましょう。
精神的な健康も重要です。趣味の活動や地域のコミュニティへの参加、友人との交流を通じて生きがいを見つけることが、結果的に医療費の削減にもつながります。
年金以外の収入源の確保と資産の有効活用
年金だけでは不安な場合、無理のない範囲で副収入を得る方法を検討しましょう。
経験やスキルを活かしたパートタイム勤務、シルバー人材センターでの仕事など、体力や時間に応じた働き方があります。
また、これまでに蓄えた資産の有効活用も重要です。定期預金の金利が低い現在においては、投資信託を活用した分散投資により、資産を少しでも増やす工夫が考えられます。
不動産を所有している場合は、将来的にはリバースモーゲージやリースバックなどの制度活用も選択肢の一つとなります。
ただし、リバースモーゲージやリースバックにはリスクもあるため、利用する際には慎重に判断しましょう。
年金の知識を今すぐ活かして、老後のお金の不安を解消しよう
年金生活において経済的な不安を軽減するためには、まず家計の徹底的な見直しを行いましょう。
住居費や通信費などの固定費削減で、月数万円の節約が可能です。
定期検診と適度な運動で医療費を抑制し、地域活動への参加で生きがいも確保しましょう。
心身ともに健康を維持できれば、医療費や介護費の削減につながります。
預貯金だけでなく、株式や不動産などの有効活用も効果的です。これらの複合的な取り組みにより、充実した老後生活を実現できるでしょう。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
・日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
・厚生労働省「保険料(税)の特別徴収」