東急電鉄、ヘラルボニーコラボの「アートラッピング電車」 東横線で運行開始 田園都市線にも

東横線 ラッピング電車「『人へ、街へ、未来へ。』彩りを描く特別な電車」4104編成

東急電鉄は2025年11月4日より、スローガン「人へ、街へ、未来へ。」をテーマにしたアートラッピング電車の運行を開始しました。この取り組みは、障害のある作家と契約し活動するクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」との協業によるもので、アーティストの中島敏也氏によるデザインを採用しています。

アートラッピング電車は、東横線では5050系1編成(4104F 10両編成)が11月4日から、田園都市線では2020系1編成(10両編成)が11月25日から、それぞれ1編成ずつ運行を開始。5050系の運行区間は、直通先の相鉄本線・相鉄いずみ野線から東急新横浜線、東横線を経て東京メトロ副都心線、西武池袋線や東武東上線まで。2020系は、東京メトロ半蔵門線を経て東武伊勢崎線や日光線までの区間です。いずれも運行期間は当面の間とされています。

アートラッピング電車 東横線 5050系1編成(10両編成)

©東急電鉄

アートラッピング電車 2020系1編成(10両編成)

©東急電鉄

あわせて、両編成ともに2026年1月末まで予定で、車内広告をジャックし、協業の意図や中島氏の作品を掲出するとのことです。

アートラッピング電車 交通広告の一例(中づり広告)

©東急電鉄

ラッピング電車「『人へ、街へ、未来へ。』彩りを描く特別な電車」は、中島氏が東急電鉄の路線に実際に乗車し、沿線の風景や人々の様子から着想を得て制作した作品がラッピングに使用されているといいます。中島氏は仙台市在住で、2011年から福祉施設・多夢多夢舎に所属し、精緻なペン画によるロボットやイラストの制作で知られています。

ヘラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、国内外の障害のある作家とライセンス契約を結び、アートやプロダクトを通じて社会との接点を創出しています。これまでにも東急グループとは、渋谷桜丘地区の再開発仮囲いアートプロジェクトや百貨店でのポップアップ出店などで連携してきました。