【年金生活者支援給付金の一覧表】12月15日の年金支給日に「約2万円」上乗せされるケースもあります!

2019年スタート時の年金生活者支援給付金基準額は5000円、今はいくらに増えた?

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【年金生活者支援給付金の一覧表】12月15日の年金支給日に「約2万円」上乗せされるケースもあります!

2019年からスタートした年金生活者支援給付金の基準額は5000円でしたが、賃金や物価の変動に応じて毎年4月に改定され、2025年度は5450円となりました。

ただし、実際の支給額は受給する年金の種類や保険料納付状況によって異なり、次回12月15日の年金支給日には約2万円の上乗せ給付を受ける人もいます。

本記事では、年金生活者支援給付金の給付金額について解説します。

給付状況や給付金額の計算方法も紹介しますので、年金受給者の人は確認しておきましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

年金生活者支援給付金の給付状況

年金生活者支援給付金には、受給している基礎年金の種類によって次の3種類があります。

・老齢年金生活者支援給付金(老齢基礎年金の受給者)

・障害年金生活者支援給付金(障害基礎年金の受給者)

・遺族年金生活者支援給付金(遺族基礎年金の受給者)

厚生労働省の「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年金生活者支援給付金の種類別、給付金額別の給付件数は次の通りです。

老齢年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

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老齢年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

・1000円未満:8万6588件

・1000円以上2000円未満:34万7706件

・2000円以上3000円未満:66万4880件

・3000円以上4000円未満:114万3212件

・4000円以上5000円未満:103万4523件

・5000円以上6000円未満:98万342件

・6000円以上7000円未満:16万5734件

・7000円以上8000円未満:8万1219件

・8000円以上9000円未満:3万8427件

・9000円以上1万円未満:1万6503件

・1万円以上:8085件

・平均支給額:4014円

なお、補足的老齢年金生活者支援給付金の支給件数は105万9912円で、平均支給額は2116円です。

障害年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

障害年金生活者支援給付金の支給件数は、支給額ごとに次の通りです。

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障害年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

・5000円以上6000円未満:144万8285件

・6000円以上7000円未満:69万1758件

・平均支給額:5555円

遺族年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

遺族年金生活者支援給付金の支給件数は、支給額ごとに次の通りです。

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遺族年金生活者支援給付金「給付金額別の給付件数」

・1000円未満:6件

・1000円以上2000円未満:631件

・2000円以上3000円未満:1648件

・3000円以上4000円未満:ー

・4000円以上5000円未満:ー

・5000円以上:7万5624件

・平均支給額:5057円

年金生活者支援給付金の種類によって、給付金額の分布は大きく異なっています。

特に、老齢年金生活者支援給付金については、分布の幅が大きく給付金額が1万円以上となるケースもあります。

年金生活者支援給付金は2ヶ月分が偶数月に支給されるため、12月15日の年金支給日に約2万円の上乗せ給付を受ける人もいるということです。

ここまで、年金生活者支援給付金の種類別の給付金額について紹介しました。次章では、年金生活者支援給付金の計算方法と支援給付金種類別に給付金額の分布が大きく異なる理由を解説します。

老齢年金生活者支援給付金の給付金額

老齢年金生活者支援給付金の給付金額は、原則保険料納付月数に応じて次の通り計算します。

・給付金額=5450円×保険料納付月数÷480ヶ月

たとえば、20歳から60歳まで保険料をすべて納付(保険料納付月数480ヶ月)した場合、給付金額は5450円となります。また、未納の月数が多い場合、給付金額が少なくなります。

しかし、前述の給付件数表では給付金額6000円以上も一定件数あり、一部ですが1万円を超える給付もありました。その理由は、保険料免除期間に対して、次の通り給付金額を高く設定しているからです。

・給付金額=1万1551円×保険料免除月数÷480ヶ月

たとえば、20歳から60歳までの480ヶ月間すべてに保険料全額免除が適用された場合、給付金額は1万1551円となります。

このケースでの老齢基礎年金額は満額(2025年は原則83万1700円)の半額で低額となるため、年金生活者支援給付金を手厚くして年金受給者の生活を支えます。

なお、保険料納付期間と保険料免除期間の両方がある場合、それぞれ上記の通り計算して合算します。また、保険料4分の1免除期間については、次の通り計算方法が異なります。

・給付金額=5775円×保険料4分の1免除月数÷480ヶ月

障害年金生活者支援給付金の給付金額

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出所:厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 特設サイト」

障害年金生活者支援給付金の給付金額は、障害等級に応じて次の通りです。障害等級1級の給付金額は2級の1.25倍です。

・障害等級1級:6813円

・障害等級2級:5450円

遺族年金生活者支援給付金の給付金額

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出所:厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 特設サイト」

遺族年金生活者支援給付金の給付金額は、一律5450円です。

前述の給付件数表で3000円未満の給付が少数あったのは、遺族基礎年金の受給者が複数いる場合、1人当たりの給付金額が5450円を受給者数で割った金額となるからです。

遺族基礎年金の受給者が複数になるのは、死亡者に配偶者がいなくて複数の子どもが受給するケースです。

まとめにかえて

基礎年金に上乗せで支給される年金生活者支援給付金の基準額は、5450円(2025年度)です。老齢(保険料納付月数480ヶ月)・障害(障害等級2級)・遺族基礎年金受給者の給付金額は月5450円、障害等級1級の受給者は1.25倍の6813円です。

ただし、老齢基礎年金受給者の保険料免除期間に対する給付金額は高く設定されているため、給付金額が1万円(12月15日の振込額では2万円)を超えるケースもあります。

老後の家計収支を点検するために、年金額や年金生活者支援給付金額を定期的にチェックしましょう。

参考資料

・厚生労働省「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

・日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」

・厚生労働省「年金生活者支援給付金制度 特設サイト」

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