来年の福袋、コメ・肉定期便や寿司サブスクで生活応援 午年にちなみ一口馬主・乗馬体験も

毎月5キロの山形県産コシヒカリなどが届く高島屋の「『お米一俵とご飯のお供』福袋」=5日午後、東京都中央区(小島優撮影)
百貨店各社が来年の正月商戦で目玉となる福袋のラインアップを発表している。物価高が続く中、高止まりするコメや肉などの定期便のほか、すしや総菜のサブスクリプション(定額利用)といったお得さを前面に打ち出した福袋が登場。来年の干支「午(うま)」にちなんだ商品のほか、近年盛り上がりを見せる「推し活」に注目した体験型の商品も目立つ。
定期便「1年間お得に」
高島屋は食料品が1年間毎月届く「定期便」の福袋を充実させた。毎月5キロの山形県産コシヒカリなどが届く「『お米一俵とご飯のお供』福袋」(横浜高島屋3点限定、2万260円)や、毎月29日の「肉の日」に牛肉か豚肉(500~700グラム)が配達される「『牛・豚お肉バラエティ』福袋」(同)を販売する。「1年間お得に楽しめる、まさにコスパ(コストパフォーマンス)が高い福袋」(広報担当者)と話す。

8種類の総菜から1カ月間毎日好きなものを選べる東武百貨店の「総菜サブスク福袋」=5日午前、東京都豊島区(小島優撮影)
東武百貨店は、サブスク商品に力を入れる。店頭に並ぶすし(2貫パック)、ミニどんぶり、おにぎりから好きなもの1点を1カ月間毎日選べる「毎日!お寿司生活 サブスク福袋」(2026円、池袋本店3点限定)を販売。「毎日来店すれば、最大約2万円相当のお買い得になる」(担当者)と話す。8種類の総菜から1カ月間、毎日好きなものを選べる「総菜サブスク福袋」(同)も用意する。

松屋の2026年福袋の商品を紹介し、気勢をあげる担当者ら=5日、東京都中央区(永田岳彦撮影)
松屋は、今年の初売りで好評だった「グルメガチャ福袋」を2026年も投入。「食の福ガチャ~『わ』でつながる福袋~」(100点限定)は1回8000円でガチャを回すと、北海道産「ゆめぴりか」玄米30キロや、本マグロの握りずし100貫など最大3万6000円相当の商品約25種類が当たる。「お得で楽しい新年の運試し」という。
アイドル気分で写真撮影
来年の干支にちなみ、各社は馬に関連した体験商品も企画。高島屋は、競走馬デビューを控えた2、3歳の育成馬から「推し馬」を選んで1年間を通して馬主体験ができる「〝一口馬主気分〟が味わえる!福袋」(5点限定、20260円)を販売。購入者は北海道の牧場見学や馬主席での観戦が体験できる。
そごう・西武は乗馬体験ができる「きっとウマが好きになる乗馬体験福袋」(そごう大宮店6点限定、2026円)などを販売。東武も乗馬体験ができる「乗馬体験&記念撮影福袋」(池袋本店など5点限定、5000円)を用意する。
好きなアイドルやアニメのキャラクターなどを応援する推し活をテーマにした商品も豊富だ。東武はアイドル気分で写真撮影を行い、自分だけのポスターや写真集が作れる「私もアイドル!私推し福袋」(池袋本店3点限定、1万7000円)を用意。今年の初売りでも人気が殺到した企画で、新たに缶バッジ18個も加わった。
松屋も店舗を構える銀座、浅草の2つの街推しの福袋を企画した。松屋銀座でのオーダースーツの仕立て体験や、浅草の絶景ホテルでの特別メニューのランチなどを1日がかりで楽しめる「『観光の街』浅草×『おしゃれの街』銀座を繫げる福袋」(2点限定、11万円)を用意する。(永田岳彦、小島優)