【年金生活者支援給付金】請求書は提出しましたか? 令和8年1月5日までに日本年金機構に到着したら10月分・11月分も受けとれます!
- 「年金生活者支援給付金」とは?
- 【老齢年金・障害年金・遺族年金】年金生活者支援給付金の支給要件は?
- 支給要件の詳細:老齢年金生活者支援給付金の場合
- 支給要件の詳細:障害年金生活者支援給付金の場合
- 支給要件の詳細:遺族年金生活者支援給付金の場合
- 「年金生活者支援給付金」2025年度の給付基準額は月額いくら?
- 2025年度における年金生活者支援給付金の支給額
- 年金生活者支援給付金を受けとるには「請求書」を提出します!
- ケース1:65歳で老齢基礎年金を新たに請求する場合
- ケース2:すでに基礎年金を受給中で、新たに対象となる場合
- 年金生活者支援給付金はいつ支給される?
- 老齢年金「国民年金・厚生年金」の平均月額はいくら?
- 全体・男女別の国民年金・厚生年金平均月額
- 国民年金の平均月額
- 厚生年金の平均月額(国民年金部分を含む)
- 老齢年金生活者支援給付金の保険料納付期間ごとの受給額目安を見ておこう
日本年金機構から届いた緑色の封筒が手元にある方は確認を!

【年金生活者支援給付金】請求書は提出しましたか?「令和8年1月5日」までに”日本年金機構”に到着したら「10月分・11月分」も受けとれます!
2025年12月15日は年金支給日でした。この日、公的年金とは別に「年金生活者支援給付金」という給付金が振り込まれた人もいます。
給付基準額は月額5450円(2025年度の金額)ですが、基礎年金の種類「老齢基礎年金・障害基礎年金・遺族基礎年金」により算定方法などに違いがあります。
これまで年金生活者支援給付金の要件を満たさなかったものの、前年の所得が減ったなど、今年度新たにこの給付金の対象者となった方には、9月頃に日本年金機構から案内と請求書が送付されました。
日本年金機構から届いた緑色の封筒をまだ開封されていない方は、すぐにご確認ください。
(以下引用)
【#年金生活者支援給付金 はお手続きが必要です】
今年度新たに年金生活者支援給付金を受給できる方へ、緑色の封筒で給付金請求書(はがき型)を送付しています。提出がお済みでない方は、令和8年1月5日(月曜)必着でご提出ください。なお、電子申請でのお手続きも可能です。https://t.co/TcbrysYaqA pic.twitter.com/HBbD3uJvEt
— 日本年金機構 (@Nenkin_Kikou) December 17, 2025
(以上引用)
すでに申請期限を過ぎていますが、2026年1月5日(月)に日本年金機構に必着で請求書を提出すれば、10月分から遡って、この給付金が振り込まれます。
もし、過ぎてしまった場合には、請求した月の翌月分からのお受けとりとなるのでご注意ください。
この記事では、年金生活者支援給付金について詳しく解説していきます。どういう要件を満たせば給付金の対象となるのか、そして給付額はいくらなのか。必要な手続きも確認しておきましょう。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「年金生活者支援給付金」とは?
年金生活者支援給付金とは、年金受給者の生活を支える目的で創設された制度です。
対象となる人には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が振り込まれます。

年金生活者支援給付金制度について
なお、年金生活者支援給付金は、基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」の3種類あります。
それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となります。
【老齢年金・障害年金・遺族年金】年金生活者支援給付金の支給要件は?
「年金生活者支援給付金」は、基礎年金を受給している人が、年金等の収入や所得の合計額が一定基準以下となる場合に受け取ることができるお金です。
「年金生活者支援給付金」は3種類あります。それぞれ詳細を見ていきましょう。
支給要件の詳細:老齢年金生活者支援給付金の場合

支給要件
老齢年金生活者支援給付金の支給対象となるのは、下記の支給要件をすべて満たす方です。
・65歳以上の老齢基礎年金の受給者
・同一世帯の全員が市町村民税非課税
・前年の公的年金等の収入金額(※1)とその他の所得との合計額が昭和31年4月2日以後に生まれの方は80万9000円以下、昭和31年4月1日以前に生まれの方は80万6700円以下(※2)
※1 障害年金・遺族年金等の非課税収入は除く
※2 昭和31年4月2日以後に生まれた方で80万9000円を超え90万9000円以下である方、昭和31年4月1日以前に生まれた方で80万6700円を超え90万6700円以下である方には「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給される
支給要件の詳細:障害年金生活者支援給付金の場合

障害基礎年金を受給されている方へ
障害年金生活者支援給付金の支給対象となるのは、下記の支給要件をすべて満たす方です。
・障害基礎年金の受給者である
・前年の所得(※)が479万4000円以下である(扶養親族等の数に応じて増額される)
※ 障害年金等の非課税収入は除く
支給要件の詳細:遺族年金生活者支援給付金の場合

遺族基礎年金を受給されている方へ
遺族年金生活者支援給付金の支給対象となるのは、下記の支給要件をすべて満たす方です。
・遺族基礎年金の受給者である
・前年の所得(※)が479万4000円以下である(扶養親族等の数に応じて増額される)
※ 遺族年金等の非課税収入は除く
「年金生活者支援給付金」2025年度の給付基準額は月額いくら?
年金生活者支援給付金は、2カ月に一度、公的年金に上乗せして支給されます。
受給中の年金によって、以下3種類の年金生活者支援給付金があり、それぞれに、支給要件と支給額(基準額)が設定されています。
・老齢年金生活者支援給付金
・障害年金生活者支援給付金
・遺族年金生活者支援給付金
2025年度における年金生活者支援給付金の支給額
2025年度の年金生活者支援給付金の給付金額は、前年度から2.7%引き上げとなりました。

年金生活者支援給付金の支給金額
【2025年度】
・老齢年金生活者支援給付基準額(月額):5450円
・障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円・2級5450円
・遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
老齢年金生活者支援給付金については、この基準額に基づき保険料納付済期間等に応じて実際の給付額が計算されます。
上記はいずれも「月額」の金額です。支給日には2カ月分まとめて、公的年金の受取口座に振り込まれます。上記の金額通り受給できる場合、1回の支給で約1万円、年額にすると約6万円受け取れます。
なお、「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2024年3月における平均給付月額(※)は、老齢年金生活者支援給付金4014円、障害年金生活者支援給付金5555円、遺族年金生活者支援給付金5057円です。
※2024年3月において認定されている平均給付金額です。
年金生活者支援給付金を受けとるには「請求書」を提出します!
年金生活者支援給付金の支給対象となった人には、原則として日本年金機構からお知らせを兼ねた請求書が郵送されます。
請求書の送付時期や書類形式は、年金の受給状況により異なります。今回は該当する人が多い2つのパターンを見ていきましょう。
【注意事項】
障害年金生活者支援給付金および遺族年金生活者支援給付金の対象者のうち、基礎年金を初めて新規で請求する方(年金と給付金を同時に請求する方)は、年金機構から給付金の請求書は自動的に郵送されません。
この場合、年金の請求手続きとあわせて、ご自身で年金事務所や市区町村の窓口で給付金の請求手続きを行う必要があります。
ケース1:65歳で老齢基礎年金を新たに請求する場合

老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ
・65歳になる3か月前に、年金受給に必要な「年金請求書(事前送付用)」に同封して送付
・必要事項を記入し、受給開始年齢の誕生日の前日以降に、年金の請求書と併せて年金事務所に提出
ケース2:すでに基礎年金を受給中で、新たに対象となる場合

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」
・毎年9月の第1営業日から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次郵送される
・2025年1月以降に65歳に到達し、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が届いた方は電子申請を利用できます
・電子申請を利用しない場合は、必要事項を記載し、切手を貼ってポストに投函
なお、支給要件に当てはまるかどうかが確認できない人には「年金生活者支援給付金請求書(A4型)」および「所得情報等を確認するための所得状況届」が届きます。
年金生活者支援給付金はいつ支給される?
年金生活者支援給付金は、年6回に分けて、偶数月の15日に支払われます。なお、15日が土日または祝日のときは、その直前の金融機関の営業日に前倒しとなります。
年金の受取口座と同じ口座に、同日、年金とは別に振り込まれます。(通帳にはそれぞれ別の振込として記載されます)
各支払月には、原則、その前月までの2カ月分の年金生活者支援給付金が支払われます。例えば、12月に給付されるのは、10月分・11月分の給付金です。
老齢年金「国民年金・厚生年金」の平均月額はいくら?
公的年金の本体を、今のシニアはどの程度受給できているのでしょうか。
厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から、国民年金と厚生年金の平均年金月額を、男女全体・男女別に見ていきます。
全体・男女別の国民年金・厚生年金平均月額
平均月額は国民年金(老齢基礎年金)が5万円台、厚生年金(国民年金部分も含む)が14万円台です。
国民年金の平均月額
・〈全体〉平均年金月額:5万7584円
・〈男性〉平均年金月額:5万9965円
・〈女性〉平均年金月額:5万5777円
厚生年金の平均月額(国民年金部分を含む)
・〈全体〉平均年金月額:14万6429円
・〈男性〉平均年金月額:16万6606円
・〈女性〉平均年金月額:10万7200円
現役時代の働き方・過ごし方による年金加入履歴の差が、グラフが示すように老後の年金額の男女差・個人差として反映されています。
老齢年金生活者支援給付金の保険料納付期間ごとの受給額目安を見ておこう
老齢年金生活者支援給付金は基準額をもとに保険料の納付済期間や免除期間などに応じて計算されます。
2025年度の老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は月額5450円。この基準額をもとに計算され、以下の①と②の合計額となります。
①保険料納付済期間に基づく額(月額) = 5,450円 × 保険料納付済期間※4 / 被保険者月数480月
②保険料免除期間に基づく額(月額) = 11,551円※5 × 保険料免除期間※4 / 被保険者月数480月
参考として保険料納付済期間や全額免除期間ごとに、月額の給付額の目安を確認してみましょう。

【早見表】老齢年金生活者支援給付金の給付額の目安
・納付済期間240月・全額免除期間0月:給付額(月額)2725円
・納付済期間240月・全額免除期間60月:給付額(月額)4169円
・納付済期間240月・全額免除期間240月:給付額(月額)8501円
・納付済期間360月・全額免除期間120月:給付額(月額)6976円
・納付済期間280月・全額免除期間200月:給付額(月額)7992円
・納付済期間200月・全額免除期間280月:給付額(月額)9008円
上記はあくまで給付額の目安ですが、納付済期間が同じでも、残りの期間が未納か免除申請かによって給付額に大きな差が生じることがわかります。
参考資料
・厚生労働省「年金生活者支援給付金制度」
・日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
・日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
・日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ」
・日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)が届いた方へ」
・日本年金機構「Q.手続きが遅れると年金生活者支援給付金は受け取れなくなりますか。」
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