厚生年金、約40年間「平均年収610万円」で働き続けた男性の例「将来の年金はいくら?」
- 国民年金、2025年度の満額「ひとり分6万9308円」←1308円アップ!今年3月分まで適用!
- 2025年度の国民年金と厚生年金の年金額例
- 厚生年金、約40年間「平均年収610万円」で働き続けた男性の例「将来の年金はいくら?」
- ケース①:男性・厚生年金期間中心
- ケース②:男性・国民年金(第1号被保険者)期間中心
- ケース③:女性・厚生年金期間中心
- ケース④:女性・国民年金(第1号被保険者)期間中心
- ケース⑤:女性・国民年金(第3号被保険者)期間中心
- 厚生年金、60歳から90歳以上までの人「年の差30歳以上」もらえる平均額はいくら?
- 【60歳代(60〜69歳)】厚生年金の年金月額一覧表
- 【70歳代(70〜79歳)】厚生年金の年金月額一覧表
- 【80歳代(80〜89歳)】厚生年金の年金月額一覧表
- 【90歳以上】厚生年金の年金月額一覧表
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- 国民年金・厚生年金、「もらえる平均額を把握」今度の資産形成の参考に
国民年金、2025年度の満額「ひとり分6万9308円」←1308円アップ!今年3月分まで適用!

厚生年金、約40年間「平均年収610万円」で働き続けた男性の例「将来の年金はいくら?」
新しい年が明け、家計の見直しを始めた方も多いのではないでしょうか。来月2月13日には、今年最初の年金支給日がやってきます。「将来、自分はいくらもらえるの?」「今のシニア世代の平均は?」といった疑問は、老後設計において避けて通れないテーマです。
今回は厚生労働省の最新調査結果をもとに、2025年度の改定ルールや、働き方・年齢別の平均受給月額について、データに基づき分かりやすく解説します。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
国民年金、2025年度の満額「ひとり分6万9308円」←1308円アップ!今年3月分まで適用!
公的年金の受給額は、物価や賃金の動向を踏まえて年度ごとに見直しがおこなわれます。
2025年4月からの年金額の改定について確認してみましょう。

出所:厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
2025年度の年金額は、前年度から1.9%引き上げられました。
2025年度の国民年金と厚生年金の年金額例
・国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分):6万9308円(+1308円)
・厚生年金:23万2784円(夫婦2人分)(+4412円)
※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円(対前年度比+1300円)
※厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)」で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準
年金支給日
公的年金は、「偶数月の15日(土日の場合は直前の平日に前倒し)」に、前月までの2カ月分がまとめて支給されるルールです。
そのため、この改定率は6月に支給された「2025年4月分・5月分」の年金から適用されています。
なお、今回の改定内容公表時、「多様なライフコースに応じた年金額」として、現役時代の働き方や収入別での年金額の例も提示されています。
厚生年金、約40年間「平均年収610万円」で働き続けた男性の例「将来の年金はいくら?」
働き方や生き方が多様化する今、「将来、自分はどのくらいの年金を受け取れるんだろう?」と気になっている人もいるでしょう。
厚生労働省は、今回の年金改定の発表と同時に、「多様なライフコースに応じた年金額の例」も示しています。
ここでは、年金加入経歴を5つのパターン(男性2パターン、女性3パターン)に分類し、「2025年度に65歳になる人」を想定した年金額の概算が提示されています。

出所:厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
ケース①:男性・厚生年金期間中心
《年金月額》17万3457円
・平均厚生年金期間:39.8年
・平均収入:50万9000円※賞与含む月額換算。以下同じ。
・基礎年金:6万8671円
・厚生年金:10万4786円
会社員として長年キャリアを積んできた方の標準的なモデルケースでは、将来受け取れる年金は月額で17万3457円となります。これは「老齢基礎年金」6万8671円に、現役時代の給与や期間に応じて決まる「老齢厚生年金」10万4786円を合計したものです。平均年収約610万円で約40年間、着実に厚生年金に加入し続けた場合、毎月17万円強を受け取りながら老後を送るというイメージになります。
ケース②:男性・国民年金(第1号被保険者)期間中心
《年金月額》6万2344円
・平均厚生年金期間:7.6年
・平均収入:36万4000円
・基礎年金:4万8008円
・厚生年金:1万4335円
ケース③:女性・厚生年金期間中心
《年金月額》13万2117円
・平均厚生年金期間:33.4年
・平均収入:35万6000円
・基礎年金:7万566円
・厚生年金:6万1551円
ケース④:女性・国民年金(第1号被保険者)期間中心
《年金月額》6万636円
・平均厚生年金期間:6.5年
・平均収入:25万1000円
・基礎年金:5万2151円
・厚生年金:8485円
ケース⑤:女性・国民年金(第3号被保険者)期間中心
《年金月額》7万6810円
・平均厚生年金期間:6.7年
・平均収入:26万3000円
・基礎年金:6万7754円
・厚生年金:9056円
これらの年金額の例を見ても分かるように、厚生年金の加入期間や現役時代の平均収入によって、年金月額は大きく変動します。
特に、現役時代に国民年金と厚生年金のどちらを中心に加入していたかによって、老後の受給額は大きく変わることが見て取れます。
厚生年金、60歳から90歳以上までの人「年の差30歳以上」もらえる平均額はいくら?
今のシニア層が実際に受け取れる年金額はいくらくらいなのでしょうか。
厚生労働省年金局が発表した「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」のデータをもとに、年齢ごとの平均年金月額を一覧形式で見てみましょう。
はじめに厚生年金(国民年金部分を含む)の平均年金月額を確認します。

厚生年金:年齢別の平均年金月額
【60歳代(60〜69歳)】厚生年金の年金月額一覧表
・60歳:9万9664円
・61歳:10万4455円
・62歳:10万9323円
・63歳:6万8758円
・64歳:8万3901円
・65歳:14万9862円
・66歳:15万2378円
・67歳:15万2356円
・68歳:15万2709円
・69歳:15万1284円
※65歳未満の厚生年金受給者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢が引き上げられたため、報酬比例部分のみ受給している方も含む。
【70歳代(70〜79歳)】厚生年金の年金月額一覧表
・70歳:15万455円
・71歳:14万8371円
・72歳:14万6858円
・73歳:14万5583円
・74歳:14万7774円
・75歳:15万1410円
・76歳:15万1241円
・77歳:15万962円
・78歳:15万862円
・79歳:15万3115円
【80歳代(80〜89歳)】厚生年金の年金月額一覧表
・80歳:15万3729円
・81歳:15万5460円
・82歳:15万7744円
・83歳:15万9994円
・84歳:16万2555円
・85歳:16万3947円
・86歳:16万5577円
・87歳:16万5557円
・88歳:16万6200円
・89歳:16万6767円
【90歳以上】厚生年金の年金月額一覧表
・90歳以上:16万4027円
標準的な年金受給開始年齢は65歳となっています。65歳以降の各年齢で受け取れる厚生年金の平均年金月額は、14万円~16万円台でした。
国民年金、60歳から90歳以上までの人「年の差30歳以上」もらえる平均額はいくら?
続いて、国民年金(老齢基礎年金)について、各年齢で受給できる平均年金月額を見ていきます。
【60歳代(60〜69歳)】国民年金の年金月額一覧表
・60歳:4万5186円
・61歳:4万6371円
・62歳:4万7784円
・63歳:4万7258円
・64歳:4万7896円
・65歳:6万1240円
・66歳:6万1369円
・67歳:6万1345円
・68歳:6万1293円
・69歳:6万978円
※65歳未満の国民年金(老齢基礎年金)受給者は繰上げ受給を選択した方。
【70歳代(70〜79歳)】国民年金の年金月額一覧表
・70歳:6万1011円
・71歳:6万770円
・72歳:6万234円
・73歳:6万32円
・74歳:5万9813円
・75歳:5万9659円
・76歳:5万9555円
・77歳:5万9349円
・78歳:5万9124円
・79歳:5万8676円
【80歳代(80〜89歳)】国民年金の年金月額一覧表
・80歳:5万8623円
・81歳:5万8269円
・82歳:5万8003円
・83歳:5万7857円
・84歳:5万9675円
・85歳:5万9425円
・86歳:5万9228円
・87歳:5万9204円
・88歳:5万8756円
・89歳:5万8572円
【90歳以上】国民年金の年金月額一覧表
・90歳以上:5万5633円
65歳以降の人が受給できる国民年金(老齢基礎年金)の平均年金月額は、5万円~6万円台となっています。
国民年金・厚生年金、「もらえる平均額を把握」今度の資産形成の参考に
今回は、2025年度の年金改定内容や、年齢別の平均年金受給額の実態について解説しました。 最新のデータでは、厚生年金は月14〜16万円台、国民年金は5〜6万円台が平均となっており、現役時代の働き方や加入期間によって受給額に大きな差が出ることが分かります。
まずは「ねんきん定期便」などを活用し、ご自身の将来の受取額を正確に把握することから始めましょう。 もし年金だけでは不足しそうだと感じた場合は、NISAなどの資産運用を検討し、時間を味方につけて賢く備えていくのがおすすめです。今のうちからリスク許容度に応じた具体的なアクションを起こし、安心できる老後プランを組み立てていきましょう。
参考資料
・厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
・日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
・厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
・厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
・政府広報オンライン「年金の手続。国民年金の第3号被保険者のかたへ。」
・日本年金機構「国民年金の第3号被保険者制度のご説明」
・厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
・厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」1 主な年齢の平均余命
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