【実食】最強の『ジェネリック二郎』は? 巨大豚のセブンvs.名店ファミマvs.調和のローソン

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今, 【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」, 【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂, 【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化, 価格高騰でも「食べる価値」はあるか

歯ごたえもあり、存在感抜群の巨大なバラ肉がインパクト大のセブン-イレブンの『中華蕎麦とみ田』監修の『ジェネリック二郎』

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今

ラーメン二郎を頂点として、そこからインスパイアされたラーメンがいわゆる「二郎系」「G系」「ガッツリ系」と呼ばれるジャンルで、いまやラーメンシーンでは定番に。そのため、実店舗のラーメン店はもちろん、コンビニのレンジ麺コーナーにもなくてはならない商品となっている。実店舗ではなくとも、自宅で手軽に食べられる『ジェネリック二郎』は年々進化を遂げ、大手コンビニ各社でもそれぞれのカラーを打ち出しているのも興味深い点だ。

FRIDAYデジタルでは’20年に大手コンビニ3社のジェネリック二郎の食べ比べ記事をリリース。それから約5年。それぞれどんな進化を遂げたのか。改めて食べ比べを実施して見えてきた各社の方向性とは?

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今, 【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」, 【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂, 【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化, 価格高騰でも「食べる価値」はあるか

コンビニ『ジェネリック二郎』5年で起きた“異次元”な進化とは…

【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今, 【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」, 【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂, 【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化, 価格高騰でも「食べる価値」はあるか

【ローソン】「満腹濃厚豚ラーメン」697円(税込)/G系初心者も食べやすい味わい

◇「満腹濃厚豚ラーメン」697円(税込)

  • 麺:平打ちストレート麺
  • 麺の固さ:柔らかめ ☆☆★ 固め
  • スープ:甘め ☆★☆ 辛め
  • トッピング:チャーシュー1枚、キャベツ、モヤシ、ニンニク、黒コショウ
  • カロリー:795kcal
  • 温め(500W):6分30

豚骨の風味が強い乳化スープが特徴。ニンニクは主張し過ぎず、スープにほどよいアクセントと調和をもたらす。麺は平打ちのストレート麺で硬めのボキボキ系、若干のウェーブがあり、スープとよく絡むタイプ。

豚(チャーシュー)は柔らかい仕上がりのバラ肉で、大きめサイズ。全体的にパンチは弱めだが、その分G系初心者も食べやすい味わいで、もちろん好きな人も満足ができるバランス感覚は、5年前からさらに進化している印象。

【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今, 【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」, 【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂, 【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化, 価格高騰でも「食べる価値」はあるか

【ファミリーマート】「ラーメン荘 歴史を刻め監修 豚ラーメン」698円(税込)/大阪発の人気店『ラーメン荘 歴史を刻め』監修の一杯

◇「ラーメン荘 歴史を刻め監修 豚ラーメン」698円(税込)

  • 麺:平打ちストレート麺
  • 麺の固さ:柔らかめ ☆★☆ 固め
  • スープ:甘め ☆☆★ 辛め
  • トッピング:チャーシュー1枚、キャベツ、モヤシ、ニンニク、唐辛子
  • カロリー:943kcal
  • 温め(500W):6分

大阪発の人気店『ラーメン荘 歴史を刻め』監修の一杯。微乳化のスープは液体脂が膜を張り、醤油が強くしょっぱめの仕上がり。麺はモチモチ食感の平打ちストレートタイプで、スープのインパクトに負けない食感と味わいで、豚はロースでしっかりめの歯応えと味付けで、ニンニク感はほどよい香りと、全体的にバランスがよい一杯に。

付属の唐辛子がよいアクセントになっていて、ピリッと全体を引き締める。ほかにも東京の人気店『千里眼』とのコラボ商品もあり、この5年でもコラボ路線の強化が功を奏しているようだ。

【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化

5年で激変!『ジェネリック二郎』の今, 【ローソン】初心者も虜!驚きの「調和」, 【ファミマ】名店直伝の「醤油感」が炸裂, 【セブン】巨大豚&背脂!「凶暴」な進化, 価格高騰でも「食べる価値」はあるか

【セブンイ-レブン】「中華蕎麦とみ田監修 デカ豚ラーメン アブラ増」734円(税込)/長年のパートナー『中華蕎麦とみ田』監修

◇「中華蕎麦とみ田監修 デカ豚ラーメン アブラ増」734円(税込)

  • 麺:平打ちストレート麺
  • 麺の固さ:柔らかめ ☆☆★ 固め
  • スープ:甘め ☆☆★ 辛め
  • トッピング:チャーシュー1枚、キャベツ、モヤシ、ニンニク、背脂ブロック
  • カロリー:1028kcal
  • 温め(500W):7分10

セブン-イレブンのレンジ麺の長年のパートナー『中華蕎麦とみ田』監修。この5年間でスープ、麺、豚、それぞれのインパクトがどんどん進化。スープは乳化&醤油がきいた奥深い味わいに。平打ちストレート麺のゴワゴワした食感も健在でよりコシが強くなった印象。

巨大なバラ肉の豚は歯ごたえもあり、存在感抜群。さらに背脂ブロックのトッピングとニンニクがそれぞれインパクトを発揮。食べ応え、味のパンチとインパクトなど、より強烈な食後感を残す方向に進化した。

価格高騰でも「食べる価値」はあるか

大手コンビニ3社のジェネリック二郎を実食し、感じたのはこの5年間で麺やスープが確実に進化しているという点。とくに麺は3社ともレンジアップしても柔らかくなり過ぎず、しっかりした食感とコシを残しているのは企業努力の賜物といえるだろう。スープやトッピングに関しては、ターゲットそれぞれの趣向に合わせて各社ともオリジナリティを出している印象で、ここは優劣つけがたく、好みによって意見が分かれそうだ。

一方で、価格は550円ほどだった5年前から、各社とも25~40%ほどの値上がりに。ここは昨今の物価高を鑑みると十分に理解できるが、一般ユーザーとしてはこちらの方でも、もうひと踏ん張りしていただけるととてもありがたいです!

さらに、この5年間でジェネリック二郎の広がりにも変化が…。【後編】では、コンビニ、スーパー徹底リサーチの結果から見えてきた新たな進化を探る。

取材・文:高橋ダイスケ