ノンアルコール飲料カテゴリー、ビールテイスト以外の商品もランク内へ

ノンアルコール飲料カテゴリー、ビールテイスト以外の商品もランク内へ
売上の構造
ノンアルコール飲料の2025年4月から9月の期間通算の金額PIは、前年同期比で2.4%増の5422円、数量PIは同3.5%減の25.99となった。
月別の金額PIの動向をみると、25年4月を除き、前年を上回っており、カテゴリー全体の好調さが見て取れる。

近年はRTDテイストやワインテイスト、カクテルテイスト等、ビール以外のフレーバーも増え、ラインアップも多様化。売場にも活気が生まれている(i-stock/Franck Legros)
以前のノンアルコール飲料のカテゴリーは、ビールの代替品となるノンアルコールビールテイスト飲料が軸となっていたが、近年はRTDテイストやワインテイスト、カクテルテイスト等、ビール以外のフレーバーも増え、ラインアップも多様化。売場にも活気が生まれている。

直近の販売トレンド
売上シェアをみていくと、ビールテイスト飲料では、「アサヒドライゼロ」が1位の350ml缶×6缶を筆頭に20位以内に5アイテム、「アサヒゼロ」は2アイテムが入った。サントリーの「オールフリー」ブランドは、「からだを想うオールフリー」や限定デザイン缶を含め5アイテムがランクイン。キリンビールは「グリーンズフリー」2アイテムがランクインしている。
一方、その他のノンアルコール飲料では、「チョーヤ 酔わないウメッシュ」が12位でトップ。続いてサントリー「ノンアル晩酌レモンサワー」が13位、17位に「コカ・コーラ よわない檸檬堂」、18・19位に「アサヒスタイルバランス」、20位に「タカラ 辛口ゼロボール」が入っている。
続いて、金額増減率でみると、前年を上回ったのは半数の10アイテム。ほとんどがビールテイスト飲料だが、「チョーヤ 酔わないウメッシュ」は金額増減率、数量増減率ともに前年を上回っており、ロングセラーブランドらしい存在感を見せている。
需要が拡大しつつあるノンアルコール飲料だが、若年層やシニア層など未経験者もまだまだ多く、今後も継続的なトライアル訴求が必要だろう。メーカーは新商品開発やリニューアルを機に中身のブラッシュアップに努めており、味わいも格段に進化している。売場でもリニューアルや新製品の発売に合わせ、露出を拡大するとともに、商品の特徴をしっかりと訴求することで、新規客の獲得や再トライアルを促していきたいところだ。