【注目された飛来機情報】ビスタラ復活! RAT展開A320、海保サーブ売却やF1初登場など

羽田空港 2026年2月15日撮影 VT-TSP ボーイング787-9 エア・インディア
今週は、エア・インディア便としての飛来がスタートしたビスタラ復活が話題になりました。他にも、売却のため姿を変えたA320やサーブ340など、直近の2026年2月13日〜19日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
2月14日、17日・北九州空港
スターフライヤー エアバスA320-200型機 「機体記号:JA05MC」
昨年9月14日に退役後、同月19日に北九州から那覇へ空輸された機体ですが、先週、那覇で久々に姿を現した様子をお伝えしました。那覇にあるMRO Japanでの整備がひと段落したとみられ、2月13日にホームベースである北九州空港までフェリーされています。17日には北九州から太平洋上(青ヶ島沖)を経由して関西国際空港との間を往復するなど、引き続き、売却に向けた各種試験や整備などを実施するものとみられます。17日に関空から北九州に戻った同機の機体中央下部を見ると、試験に使用したと見られる非常用補助動力装置(RAT:ラムエア・タービン)が展開している様子がわかります。
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© FlyTeam SFJ_capさん北九州空港 2026年2月14日撮影 JA05MC エアバスA320-214 スターフライヤー

© FlyTeam 黒い彗星さん北九州空港 2026年2月17日撮影 JA05MC エアバスA320-214 スターフライヤー
2月15日・羽田空港
エア・インディア ボーイング787-9型機 「機体記号:VT-TSP」
これまで、成田時代からボーイング787-8型機で運航されていた羽田〜デリー線の運航機材が、同日から787-9に変更されました。同社が保有する787-9は7機あり、そのうち6機は2024年に吸収合併したビスタラの機体です。現在も6機すべてがビスタラ塗装(機体後部にエア・インディアのロゴマーク)で運用されています。自社導入として1機「VT-AWA」がエア・インディア新塗装として活躍しており、今後増機される予定です。ビスタラは2021年7月に羽田〜デリー線に787-9で参入していましたが、程なくして運休。そのまま会社消滅となり、今回奇しくも羽田にビスタラ塗装機が再就航する形になりました。

© FlyTeam サンドバンクさん羽田空港 2026年2月15日撮影 VT-TSP ボーイング787-9 エア・インディア
2月16日・成田空港
カタール航空 ボーイング777-300/ER型機 「機体記号:A7-BEG」
特別塗装機「フォーミュラ1(F1)」が、初めて日本に飛来しました。同機は昨年11月29日にドーハでお披露目され、12月1日から路線就航していました。当初は12月4日に成田空港への飛来が予定されていましたが、機材繰りにより他機へ変更になっており、今回改めて初飛来となりました。同機は、翌17日も成田線に投入されています。

© FlyTeam TAKA-Kさん成田空港 2026年2月16日撮影 A7-BEG ボーイング777-3DZ/ER カタール航空 © FlyTeam 05RKさん成田空港 2026年2月16日撮影 A7-BEG ボーイング777-3DZ/ER カタール航空
2月16日、19日・関西国際空港
大韓航空 ボーイング747-8型機 「機体記号:HL7637 & HL7638」
ボーイング787-10型機で運航予定の大阪(関西)〜ソウル(仁川)線が、同日のみ機種変更で747-8が投入されました。成田空港への飛来は多いものの、関空へは昨年11月以来の投入とみられます。19日には、初めて新塗装機の747-8「HL7638」も飛来しています。

© FlyTeam PW4090さん関西国際空港 2026年2月16日撮影 HL7637 ボーイング747-8B5 大韓航空 © FlyTeam たまねぎ丼さん関西国際空港 2026年2月19日撮影 HL7638 ボーイング747-8B5 大韓航空
2月16日、17日・羽田空港
ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア政府) ボーイング777-300/ER型機 「機体記号:PK-GIF」
インドネシアの政府専用機が、羽田空港にやってきました。同国大統領のアメリカ訪問に向けたテクニカルランディング(給油目的)とみられ、ジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港から到着。翌17日にアメリカ・ワシントンD.C.のアンドルーズ統合基地へ向けて出発しています。同機はガルーダ・インドネシア航空の定期便として羽田空港や成田空港への飛来実績は多いですが、政府専用機として運航される際にペイントされる紋様付きでの日本飛来は初めてとみられます。

© FlyTeam シグナス2さん羽田空港 2026年2月16日撮影 PK-GIF ボーイング777-3U3/ER ガルーダ・インドネシア航空 © FlyTeam はなちゃんさん羽田空港 2026年2月17日撮影 PK-GIF ボーイング777-3U3/ER ガルーダ・インドネシア航空
2月16日・新千歳空港
タイ・ベトジェットエア ボーイング737-8-MAX型機 「機体記号:HS-VZA」
同日から新千歳〜台北(桃園)〜バンコク(スワンナプーム)線の運航機材が、エアバスA320-200型機から737MAXに変更されました。これにより同社の737MAXは、成田空港・関西国際空港・福岡空港に続いて4空港目の就航になります。

© FlyTeam FT51ANさん新千歳空港 2026年2月16日撮影 HS-VZA ボーイング737-8-MAX タイ・ベトジェットエア
2月17日・関西国際空港
天津航空 エンブラエルERJ-195LR型機 「機体記号:B-3247」
エアバスA320シリーズで運航されている同社の大阪(関西)〜天津線が、同日はERJが投入されました。時刻表上は24日もERJの投入がスケジュールされています。エンブラエルの投入は、昨年8月以来です。

© FlyTeam たまねぎ丼さん関西国際空港 2026年2月17日撮影 B-3247 エンブラエル ERJ-190-200 LR (ERJ-195LR) 天津航空
2月17日・羽田空港
タイ国際航空 ボーイング777-300/ER型機 「機体記号:HS-TKQ」
2月14日に就航した「スターアライアンス」塗装機が、早速羽田空港に飛来しました。同社のスターアライアンスカラーは、過去にボーイング747-400型機などがありましたが、現在は2機のエアバスA350-900型機のみ。今回、A350以外の機種でひさびさの登場になりました。すでに羽田空港のほか、関西国際空港にも飛来しています。

© FlyTeam dongdong0809さん羽田空港 2026年2月17日撮影 HS-TKQ ボーイング777-3AL/ER タイ国際航空
2月18日、19日・成田空港
サウディア ボーイング777-F型機 「機体記号:HZ-AK73」
サウジアラビア・リヤドから、サウディア・カーゴの貨物機がチャーター便として成田に飛来しました。同社機の日本飛来は、2025年4月に中部国際空港へやってきた777-F「HZ-AK71」以来でした。同機は翌19日にリヤドへフェリーされています。

© FlyTeam 05RKさん成田空港 2026年2月18日撮影 HZ-AK73 ボーイング777-FFG サウディア © FlyTeam リゾッチャ(紫)さん成田空港 2026年2月19日撮影 HZ-AK73 ボーイング777-FFG サウディア
2月18日・鹿児島空港、新千歳空港
シーアンドエル・アヴィエーション グループ SAAB 340B + SAR-200型機 「機体記号:VH-85R & VH-LO5」
約29年半、海上保安庁で活躍したサーブ340B「JA8951」が退役しました。同機は、第十管区海上保安本部・鹿児島航空基地に配備されていたMA951号機「うみつばめ」で、今年1月7日に最後の任務飛行を終えていました。海保のロゴマークなどは消されましたが、面影を残した状態で新千歳空港を経由し日本の地を離れています。オーストラリア籍で登録されていますが、購入者はアメリカを拠点とする部品・重整備・貨物機改修などを手掛けるMRO(Maintenance Repair Overhaul)企業で、今後の動向も注目されます。なお、同じく退役したMA952号機「JA8952」も、「VH-LO5」へと籍を変更変しています。

© FlyTeam #ILYUSHINさん鹿児島空港 2026年2月18日撮影 VH-85R サーブ 340B/プラス SAR-200 シーアンドエル・アヴィエーション グループ © FlyTeam CTS✈︎BASEさん新千歳空港 2026年2月18日撮影 VH-85R サーブ 340B/プラス SAR-200 シーアンドエル・アヴィエーション グループ © FlyTeam 記録用さん鹿児島空港 2026年2月18日撮影 VH-LO5 サーブ 340B/プラス SAR-200 シーアンドエル・アヴィエーション グループ
2月19日・福岡空港
日本航空(JAL) ボーイング767-300/ER(BCF)型機 「機体記号:JA654J」
羽田〜福岡間で貨物チャーター便が運航されました。今回がJAL CARGOおよび貨物改修型767-300/ER(BCF)の福岡初飛来になりました。同機は、羽田発着前後にそれぞれ成田空港との間でフェリー便も運航しています。

© FlyTeam vanyoraskyさん福岡空港 2026年2月19日撮影 JA654J ボーイング767-346/ER(BCF) 日本航空
2月19日・成田空港
四川航空 エアバスA350-900型機 「機体記号:B-32F8」
主にエアバスA321-200neo型機などで運航される成田〜成都線に、同日のみ大型のA350-900が投入されました。昨年10月1日に「B-325J」、同8日に「B-32AG」で運航された以来の投入で、今回の「B-32F8」は日本初飛来の機体でした。同社が8機保有するA350-900のうち、7機が特別塗装機「Panda Route (熊猫之路)」です。

© FlyTeam K.K83さん成田空港 2026年2月19日撮影 B-32F8 エアバスA350-941 四川航空
2月19日・仙台空港
エアアジア・エックス エアバスA330-300型機 「機体記号:9M-XXK」
マレーシア・クアラルンプールから新千歳空港へ向かっていた便が、同空港の降雪により仙台空港へダイバートしました。タイ・エアアジア・エックスは就航していますが、エアアジア・エックスは未就航であり、仙台への飛来は2016年以来とみられます。同便は乗客を仙台で降ろしてステイし、翌日夜に新千歳空港へ再運航されています。

© FlyTeam kumagorouさん仙台空港 2026年2月19日撮影 9M-XXK エアバスA330-343 エアアジア・エックス
2月19日・函館空港
タイ国際航空 ボーイング787-8型機 「機体記号:HS-TQA」
新千歳空港の降雪により、タイ・バンコク発の787が函館空港にダイバートしました。2月2日にも同じ「HS-TQA」が函館にダイバートしています。同便は午前8時過ぎに函館へ到着後、正午過ぎに新千歳空港へ再運航されています。

© FlyTeam syo12さん函館空港 2026年2月19日撮影 HS-TQA ボーイング787-8 ドリームライナー タイ国際航空
2月19日・中部国際空港、嘉手納基地
ナショナル・エアラインズ エアバスA330-300型機 「機体記号:N873CA」
アメリカ・シアトル、アンカレッジから、旅客機のナショナル・エアラインズがセントレアにやってきました。到着後、アメリカ空軍・嘉手納基地(沖縄県)〜タイ・ウタパオ間を飛行しています。同社機は貨物機での飛来実績は多いですが、旅客機としては2023年11月のボーイング757-200型機「N963CA」以来です。

© FlyTeam そーたんさん中部国際空港 2026年2月19日撮影 N873CA エアバスA330-343 ナショナル・エアラインズ © FlyTeam じーく。さん嘉手納飛行場 2026年2月19日撮影 N873CA エアバスA330-343 ナショナル・エアラインズ
2月19日・中部国際空港
アトラス航空 ボーイング767-300/ER型機 「機体記号:N645GT」
ナショナル・エアラインズに続き、アトラスの旅客機もアメリカ・シアトルからアンカレッジを経由し、セントレアにやってきました。こちらもタイ・ウタパオへ向けて出発しています。米軍関連のチャーター便とみられ、アトラス旅客機のセントレア飛来は昨年9月のボーイング747-400型機「N481MC」以来でした。

© FlyTeam 楓林さん中部国際空港 2026年2月19日撮影 N645GT ボーイング767-324/ER アトラス航空
2月19日・中部国際空港
企業所有 エアバスA318-100CJ型機 「機体記号:B-32JS」
中国企業が所有するプライベートジェットが、セントレアにやってきました。2025年4月にも広島空港などへ飛来していますが、この時とは異なる赤色ベースの塗装でやってきています。A319CJ「B-54111」も同時に飛来していますが、こちらは2025年4月飛来時と同じカラーリングでした。
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© FlyTeam 楓林さん中部国際空港 2026年2月19日撮影 B-32JS エアバスA318-112 CJ Elite 中国個人所有
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?
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