「うわー、ハジかいた!」日産ルークスと三菱デリカミニ、共同開発は誤解だった!

ニセコに行ったらカナダ人が大勢いた, デリカミニとルークス、日産と三菱の共同開発「ではない」?, 開発は日産、製造は三菱、チューニングはそれぞれで, 開発が日産なら、生産も日産でやろうという話にならなかった?, 燃料電池車から軽自動車へ, 自動車会社の技術者なら、チーフエンジニアは憧れの仕事, 研究・先行開発・製品開発、3つのフェーズ, これが日産のCM!?, こんなものが「見え」ます, 先進機能や便利な機能には頼ったほうがいい

フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

先週掲載した試乗記で、フェルさんが絶賛していた日産の軽自動車「ルークス」。その前が三菱デリカミニだったこともあって、ルークスについて「三菱との共同開発であり、デリカミニとはベースが同じ車、いわば兄弟車」といった話を何度も何度も書いていました。ところが今回日産に取材に行ったところ衝撃の事実を明かされたのです。えええええええ!(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)

ニセコに行ったらカナダ人が大勢いた

 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今週も明るく楽しくヨタ話と参りましょう。

 週末はニセコで過ごしておりました。

 後輩の松尾くんが経営するストラディハウス。千葉の館山には海に直接アクセスできるしゃれたサーフハウスを、そしてここニセコではゲレンデアクセスの良い場所にロッジを2軒構えています。

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今回宿泊したストラディハウス・ニセコの小さい方……といってもこの大きさ。楽勝で5人が泊まれます。サウナも完備し、充実のスノーライフを満喫できます Photo by Ferdinand Yamaguchi

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同じく松尾くんが経営するバイロンベイコーヒーニセコ店。オープン前から客が並ぶほどの人気ぶり。インバウンド客多し Photo by F.Y.

 多し、というか、スタッフ以外は全員がインバウンド。ニセコの外国人比率は異様に高い。ゴンドラ待ちで並んでいる際、列の前に立つカナダ人グループと話したのですが、今年のカナダは絶望的な雪不足で、多くのカナダ人が雪を求めてニセコに訪れているとのこと。「来週カナダに行くんですよ」と話したら、「That's too bad.(そりゃお気の毒に)」と。

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今回は板を担いで登って、バックカントリーをたっぷり楽しみました Photo by F.Y.

 たっぷり滑ってサウナで整って美味しい食事をいただいて、と散々楽しみましたが、好事魔多し。なんと食事をしていた店の屋根雪がドサッと落ちてきて松尾くんのクルマを直撃してしまいました。頑丈なディフェンダーのボンネットがご覧の通りの惨状に……。

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「ディフェンダーって意外と弱いんだな」なんて思ったらいけません。歩行者保護の設計が正しく機能しているのです。ここが凹まないと、万が一人をはねた際に頭が割れてしまうのです Photo by F.Y.

 野口美佳さんが倶知安駅前に開いた、LILY HALLに遊びに行ってきました。

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Community & Culture Venueを標榜し、オリジナルグッズを作成するオープンファクトリーあり、カフェあり、DJブースあり、と何ともにぎやかなスペースです。ニセコにお出かけの際はぜひ Photo by F.Y.

 ということで本編へと参りましょう。

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日産「ルークス」(広報写真)

「これが軽なのか?」と、超VIPをも唸らせた日産ルークスの開発者インタビューです。

フェルディナント・ヤマグチ(以下、F):新しいルークス。仕上がりの良さに驚きました。サラリーマン稼業のほうでお世話になっている“超偉い方”を乗せて都内を流したのですが、その方も「これが軽なのか……」と大変驚いておられました。若い頃から散々クルマ道楽を重ねてこられた方なので、クルマの評価にはとても厳しいのですが。

日産自動車 第二製品開発本部 第二製品開発部 第一プロジェクト統括グループ 車両開発主管 坂 幸真さん(以下、坂):そう言っていただけると、とてもうれしいです。

F:このクルマは日産と三菱の共同開発。三菱側のデリカミニはアウトドアテイストで、一方のルークスは……。

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日産自動車 第二製品開発本部 第二製品開発部 第一プロジェクト統括グループ 車両開発主管 坂 幸真さん Photo by AD Takahashi

デリカミニとルークス、日産と三菱の共同開発「ではない」?

広報伊藤(以下、伊):ちょっとフェルさん。共同開発じゃありません。ルークスは日産の開発です。

F:えーと。クルマの土台が共同開発で、仕上げと言うか、それぞれの個性はそれぞれの会社が開発して、ということですよね。

伊:土台も日産開発です。日産開発の三菱生産。企画をしたのがNMKV(注:日産と三菱が軽自動車事業のためにつくった合弁会社。Nissan Mitsubishi Kei Vehicleの略)です。かつては「デイズルークス」という名称で、その頃(先々代)までは三菱開発の三菱生産でしたが、このルークスは日産の開発です。そもそも今、三菱さんに軽自動車の開発部隊はないでしょう。

F:いや、でもデリカミニのインタビューでは開発の人が出てきて……。

AD高橋:そう言えば三菱でインタビューを受けてくださった藤井さんは、「商品戦略本部 チーフ・プロダクト・スペシャリスト」という肩書でしたね……開発部署ではなかったかも。

伊:開発は日産オンリーです。ただし商品企画は別にいるので、例えばデリカミニの4駆ならサスが違うとか、多少の違いはありますが、基本のクルマの開発自体は日産だけでやっています。

坂:ですから「共同開発」という言葉は当たりませんね。開発委託はNMKVから日産に来ています。

F:そうするとデリカミニの開発も日産がやった、ということになってしまいます。それはちょっと違いますよね。

伊:いえ、それで正しいです。車両の開発は日産です。企画が三菱さん。

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左が三菱自動車「デリカミニ」(4WDモデル)、右が日産「ルークス」(FFモデル)

開発は日産、製造は三菱、チューニングはそれぞれで

日産オートモーティブテクノロジー 車両実験部 第三車両実験部ループ シニアテクニカルレビュア 永井 暁さん(以下、永):デリカミニの四駆のショックアブソーバーのチューニング部分。開発というかチューニングですよね。そこは三菱さんがやっています。でもクルマ全体の品質の責任などは、すべて日産の開発が持っています。

F:まずいな。前の記事で散々「三菱と日産の共同開発」と書いちゃっているんだけど……。

伊:実際にそのように書かれるメディアさんは多いですよ。みなさん勘違いされているんです。ですが、厳密に言うと間違っています。ちょうどいい機会なので、この場を借りて訂正させていただきました(笑)。

F:うわー。ハジかいたな。今更記事を変えることもできないし……。

 でもまあ今の段階で教えていただいて良かったです。日産の人から「あいつ分かってねぇなww」と笑われ続けるのはイヤだもん(笑)。

坂:企画の段階で三菱さん側から「今回のデリカミニはこうしたい」というのは相当強く言ってこられましたよ。

永:そうですね。大径タイヤを使って地上高を上げたいとか。インテリアをもっとデリカっぽくしたいとか。あとは外部のパネルですね。その辺りはかなり強く。

F:売れていますものね、デリカミニ。もちろん数で言えばルークスの方が圧倒的なんだろうけれども。しかし三菱に軽の開発部隊がないというのはどういうことだろう。トライトン等のトラック系が東南アジアで売れているからですかね?そっちに開発人員をシフトしているとか?

坂:他社さんのことはちょっと分かりませんけど……。

開発が日産なら、生産も日産でやろうという話にならなかった?

F:企画はNMKVで開発が日産、そして製造は三菱と。なんなら生産も日産でやっちゃおうという話にはならなかったのですか?そのほうが話が早いでしょう?

永:それはないですね。そもそも日産の工場には軽のように小さな車体を吊り下げるハンガーがありません。検査機器にしても、トレッドが合わないから入れられない。ウチの工場に、軽を造るためのラインを新たに引くとなると、大きな設備投資が必要になるので。

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日産オートモーティブテクノロジー 車両実験部 第三車両実験部ループ シニアテクニカルレビュア 永井 暁さん Photo by A.T.

F:大は小を兼ねる、とはいきませんか?大きく重いクルマを吊るせるハンガーなら、軽なんて楽勝のような気がするのですが。

永:こと自動車の生産ラインに関して、そのことわざは当てはまりません。多少なら兼ねられるかもしれませんが、やっぱり軽は小さいんですよ。普通車と比べると圧倒的に小さい。

 さらにいうと、サプライヤーさんの問題もある。軽は軽で特別なサプライヤーさんが多いんです。日産の工場の周りは普通車向けの会社ばかりです。そんな状況で、生産まで全部日産でやるんですか、と。もちろん頑張ればできなくはないでしょうが、過大なコストがかかって非効率ですよね。だったら軽を造るノウハウが豊富で、専用の生産ラインを持っていて、しかも工場の周辺には軽向けのサプライヤーさんがある三菱さんで造ってもらった方がぜんぜんいいよね、ということになるんです。

F:なるほど。軽と普通車の混流生産は難しいと。

伊:私が前にいた会社では混流をやっていましたが、そもそも造っていた普通車のサイズが小さいですからね。だからできたという部分もありますし。

F:なるほど。いろいろ腑に落ちました。いやとても面白い。

AD高橋:相変わらず変な所を面白がりますよね(笑)。

燃料電池車から軽自動車へ

F:チーフエンジニアの坂さんに伺います。ルークスご担当の前は何をやっておられたのですか?

坂:軽を担当する前は、いわゆる「先行開発」をやっていました。あまり詳しくは言えないのですが、ちょっと怪しい仕事を(笑)。怪しいと言っても、もちろんイリーガルなことではありませんが。入社した時に配属されたのは車体設計です。特にプラットフォームの設計をやっていて。そのあと2000年に燃料電池車へ。2000年当時はFCV(注:Fuel Cell Vehicle、燃料電池自動車)が世界中でブームでしたので。

F:FCVですか。トヨタもホンダもやっていましたよね。

坂:日本ではそうですし、アメリカではビッグ3もやったし、欧州ではフォルクスワーゲンやダイムラーなど、みんなやっていた。もちろん研究は90年代から始まっていましたが、各社が市販に向けて本格的に動き出したのは2000年前後です。当時は電気自動車で使うリチウムイオンバッテリーの性能がイマイチで、「やっぱりFCVじゃない?」という雰囲気が強かったんです。

F:FCVとはまた難儀なお仕事を……。水素のタンクがバカみたいに頑丈なんですよね。頑丈だから重い。

坂:約700気圧(70MPa)という高い圧力をかけますから……アルミのライナーに、樹脂ライナーにカーボンファイバーをぐるぐる巻きにして。拳銃で撃っても穴が開かないようにして、崖から落っこちてクルマがペシャンコになっても、水素タンクだけは無事に残るような超オーバースペックな規格です(苦笑)。

F:でもまあそうしないとダメですよね。爆発するとヒンデンブルク号(注:1937年にアメリカで爆発・炎上した、ドイツの巨大飛行船LZ129 Hindenburgのこと)みたいなことになるし。

坂:みなさんそれを言うんですよ。水素と言うとあの映像をイメージして、大爆発する。危ないと言う。巨大な飛行船を浮かせるボリュームを密閉して、そこに火を飛ばせば、そりゃ爆発しますわな、という話です。でも水素は世の中にあるすべての気体の中で最も軽いんです。当然拡散も早い。そんなに簡単に大爆発するものじゃありません。でも世間はそう思わないから、「安全です」と言うからにはいろんな基準を整備しながら開発しなければならないんです。

自動車会社の技術者なら、チーフエンジニアは憧れの仕事

F:それにしても、時代の最先端を走るFCVをやっていたエンジニアが軽自動車に……。

 失礼なことを伺いますが、軽にアサインされたときにちょっと抵抗はありませんでしたか。「FCVをやっていた俺が軽かよ」という気持ちはありませんでしたか。

坂:それはないですよ。やっぱり1つのクルマをまるっと任されるCVE(チーフビークルエンジニア)という立場は、エンジニアとして最高に嬉しいですよ。自動車会社で働く技術者であれば、誰もが一度はやってみたいと思う仕事ですからね。ましてやこれだけの規模の会社です。エンジニアは大勢いる。最後までCVEを経験出来ない人がほとんどです。そこで「CVEをやってみないか?」と声がかかるのは、やはり最高に名誉な事ですよ。サクラの最後の方も担当はしましたが、企画段階からCVEを務めるのはこのクルマが初めてです。

F:「やってみないか?」と声がかるものなのですか。「お前やれ」というイキナリの辞令ではなく、まずは打診があるんだ。

坂:それは、上司とその人との関係性だと思います。私の場合は上司から事前に打診がありました。

F:拒否権もアリ?

坂:もちろんあります。でもCVEの打診を受けて、イヤだという人はまずいないと思います。誰もがやりたい仕事ですから。

研究・先行開発・製品開発、3つのフェーズ

F:先ほど「先行開発」とおっしゃいましたが、先行開発とは何ですか?

坂:自動車の開発には、「研究」、「先行開発」、「製品開発」という、大きく分けて3つのフェーズがあります。「研究」は、10年先、20年先のことを考えた、いわゆる要素開発をすることです。全く新しい技術。日産の中では「ゲームチェンジャー」と呼んだりします。

F:せっかく研究したのに、10年後、20年後にまったく使われないこともある。

坂:ああもう、そんなのはゴロゴロあります。宝くじとは言いませんが、当たればラッキーという世界です。で、その先に「先行開発」がある。この先3年後、4年後ぐらいのフェーズで、製品開発側で採用しようとしている技術開発。私はそれをやっていました。で、市販ベースに落とし込む製品開発、と。

F:「研究」、「先行開発」、「製品開発」。日産に限らず、どこの自動車メーカーも、この流れで開発するものですか?

坂:だいたいどこも同じような流れだと思います。私は中間にある先行開発を2018年までやっていました。その後製品開発に移動して、設計部の部長をやっていたんです。で定年間近になって、「お前、CVEに興味あるか?」と。

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Photo by A.T.

「興味あるか?」って。エンジニアの花形であるCVE。そりゃ、興味あるに決まってますよね。

 水素を燃料とするFCVの車体設計から、他車との合弁企業で企画を練るクルマのCVEへ。坂さんはその後どうなったのか?

 このお話は来週に続きます。それではみなさま、ごきげんよう。

(フェルディナント・ヤマグチ)

これが日産のCM!?

 こんにちは、AD高橋です。

 2025年10月に新型ルークスがデビューしてからYouTubeではルークスのCMが大量に投下されました。最近はほとんどテレビを見ていないのでわかりませんが、おそらくテレビCMもたくさん放映されていたはずです。

 今回のルークスのCMを初めて見たとき、私は「これが日産のCM!?」と、かなり驚きました。

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新型ルークスのCM(プレスリリースより)

 これまでの日産車のCMは、カッコよさと先進性を訴求したクールなイメージのものが多かったように感じます。

 しかし新型ルークスでは、「見えルーークス」と、ルークスのデザイン性ではなく機能訴求に特化。音楽も人気アーティストの楽曲や心地良さを感じさせるテクノなどではなく、あえてダサさすら感じさせるオリジナル曲を使い、それに合わせて仲里依紗さんが「よっしゃ!」と合いの手を入れていく構成。このCMのフレーズが頭に残って離れないのです。

 日産の軽自動車は他社よりも高級感が高められているため、これまでのCMはおしゃれさを感じさせるトーンで制作されていたはず。それを考えるとこのポップな路線は社内でも賛否があったのではないかと想像できます。しかし結果は大成功! このCMはCM好感度ランキングでも上位に入り、ルークスも大ヒットしています。

 軽自動車は買い物や送迎、通勤など、毎日の移動を支える足として使われることが多いもの。軽スーパーハイトワゴンは小さな子どもがいるファミリーから選ばれることも多いので、「初めてのクルマで運転が不安……」という人も多いはず。そんな人たちにいろんなところが“見える”ことをポップに表現したCMが刺さったのでしょう。

こんなものが「見え」ます

 そんなルークスのインテリジェントアラウンドモニターに搭載される「見えルーークス」な機能、主なものは以下の通り。

■フロントワイドビュー(日産の軽自動車で初)

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フロントワイドビュー

 フロントノーズに設置された広角カメラが前方の超ワイド映像をディスプレイに投影。細いT字路などから合流するときなどに、死角からやってくる歩行者や自転車などを確認できます。事前に地点登録しておけばその場所に来た際に映像を自動表示することも可能。私自身、自宅駐車場から出る際に道路ミラーがないT字路から出るので、いつもソロソロと走っているため、この機能が欲しいんです。

■サイドビュー

 生活路など細い道で対向車とすれ違う際に、左右両側面の映像を表示。対向車や壁とぶつからないかを確認しながら進めます。

■リアワイドビュー

 バックで出庫する際にリアに設置された広角カメラが後方の超ワイド映像をディスプレイに表示。サービスエリアの駐車場から出る際などに便利です。

■3Dビュー(日産の軽自動車で初)

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3Dビュー

 クルマを中心に周囲の状況を立体的映像でグルッと360度ディスプレイに表示。出庫時、死角に小さな子どもがいないか、植木鉢などの障害物がないかなどを直感的に確認できます。

■インビジブルフードビュー(軽自動車で初)

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インビジブルフードビュー

 まるでボディが透けているように床下の映像をディスプレイに表示。前輪の位置とタイヤの切れ角が分かるので、障害物を直感的に避けることができます。クロスカントリー系のSUVで搭載されているものは多いですが、軽自動車に搭載されるのは初めての機能です。

先進機能や便利な機能には頼ったほうがいい

 かつて私は先進機能や便利装備には否定的でした。たとえばオートライトやバックモニターなどが出始めたとき、「こんな機能で楽をしていたらどんどん運転が下手になる」と真面目に思っていました。でも実際に使って慣れるとやっぱり便利だし、それで快適なら結果OKだと思うようになりました。別に下手にはならないですし。

「見えルーークス」な機能も、これらのお陰で事故が減ったり、運転に自信がない人でもクルマで出かけようと思えるようになったりするなら、これほど良いことはありません。興味がある人はぜひディーラーで試乗してみてください。

(AD高橋)