【2026年度】年金は6月支給分から増えます!厚生年金・国民年金の改定詳細&年代別《60歳代・70歳代・80歳代》平均受給月額を一覧表で確認!
- 【2026年度】年金は6月支給分から増えます!厚生年金・国民年金の改定詳細
- ライフコース別モデル年金試算例《5パターン》でわかる「働き方と65歳以降の年金水準」
- ケース1:厚生年金への加入期間が中心の男性
- ケース2:国民年金(第1号被保険者)の期間が中心の男性
- ケース3:厚生年金への加入期間が中心の女性
- ケース4:国民年金(第1号被保険者)の期間が中心の女性
- ケース5:国民年金(第3号被保険者)の期間が中心の女性
- 【年代別】60歳代の年金平均受給額はいくら?1歳刻みの一覧表
- 60歳代|厚生年金の平均受給月額
- 60歳代|国民年金の平均受給月額
- 【年代別】70歳代の年金平均受給額をチェック!1歳刻みの一覧表
- 70歳代|厚生年金の平均受給月額
- 70歳代|国民年金の平均受給月額
- 【年代別】80歳代の年金平均受給額は?1歳刻みの一覧表
- 80歳代|厚生年金の平均受給月額
- 80歳代|国民年金の平均受給月額
- まとめ:ご自身の年金見込み額を確認し、将来に備えましょう
ライフコース別モデル年金試算例《5パターン》でわかる「働き方と65歳以降の年金水準」

【2026年度】年金は6月支給分から増えます!厚生年金・国民年金の改定詳細&年代別《60歳代・70歳代・80歳代》平均受給月額を一覧表で確認!
公的年金は、原則として偶数月の15日に、その直前の2カ月分が支給される仕組みです。2026年4月15日の支給は完了し、次回の支給日は6月15日になります。
そして、この6月15日の支給分から、2026年度の改定が反映された新しい年金額での受け取りがスタートします。年金は後払いの制度であるため、4月と5月分の年金が6月に支給されるというわけです。
公的年金は、物価や賃金の変動に合わせて毎年改定されます。ご自身の年金がどれくらい増えるのか、気になっている方も多いかもしれません。
本記事では、2026年度の年金事情について、次の3つのポイントを中心に解説します。
・2026年度の年金額は具体的にいくら増えるのか
・現在のシニア世代が受け取っている年金の平均額
・働き方の違いによる年金受給額のモデルケース
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【2026年度】年金は6月支給分から増えます!厚生年金・国民年金の改定詳細
公的年金の支給額は、物価や賃金の変動を考慮して毎年見直されています。2026年度は、国民年金が前年度と比べて1.9%、厚生年金は2.0%の増額となることが決まりました。

令和8年度の年金額の例
・国民年金(老齢基礎年金)月額(満額・1人分):7万608円(前年度より+1300円)
・厚生年金月額(標準的な夫婦世帯のモデルケース):23万7279円(前年度より+4495円)
このモデルケースに当てはまる場合、夫婦2人分の年金は月額で4495円増える計算になります。ただし、この「標準的な夫婦世帯」は、特定の条件を前提としたモデルであるため注意が必要です。
・夫:平均的な収入(平均標準報酬45万5000円)を得ながら、会社員などとして40年間厚生年金に加入
・妻:その期間、専業主婦として夫の扶養に入っており、国民年金保険料の未納期間がない
ただし、この条件はあくまで一例であり、すべての人がこの金額を受け取れるわけではない点を理解しておくことが重要です。
改定後の新しい年金額は、2026年4月分から適用が開始されます。年金は後払いのため、実際に増額された金額が支給されるのは、4月・5月分がまとめて支払われる6月15日からとなります。
ライフコース別モデル年金試算例《5パターン》でわかる「働き方と65歳以降の年金水準」
年金の受給額は、一人ひとりの働き方や加入履歴によって大きく異なります。ご自身の年金見込み額は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認できますが、厚生労働省が公表している「多様なライフコースに応じた年金額(概算)」も参考になります。
この資料を基に、2026年度におけるケース別の年金額の例を見ていきましょう。
※2024年度に65歳に到達した人の加入期間や収入から概算した金額です。

ライフコースに応じた年金額(概算)
ケース1:厚生年金への加入期間が中心の男性
【年金月額】17万6793円
・厚生年金への加入期間(平均):39.8年
・平均収入(賞与込み月額換算):50万9000円
・年金月額の内訳:17万6793円(国民年金6万9951円、厚生年金10万6842円)
ケース2:国民年金(第1号被保険者)の期間が中心の男性
【年金月額】6万3513円
・厚生年金への加入期間(平均):7.6年
・平均収入(賞与込み月額換算):36万4000円
・年金月額の内訳:6万3513円(国民年金4万8896円、厚生年金1万4617円)
ケース3:厚生年金への加入期間が中心の女性
【年金月額】13万4640円
・厚生年金への加入期間(平均):33.4年
・平均収入(賞与込み月額換算):35万6000円
・年金月額の内訳:13万4640円(国民年金7万1881円、厚生年金6万2759円)
ケース4:国民年金(第1号被保険者)の期間が中心の女性
【年金月額】6万1771円
・厚生年金への加入期間(平均):6.5年
・平均収入(賞与込み月額換算):25万1000円
・年金月額の内訳:6万1771円(国民年金5万3119円、厚生年金8652円)
ケース5:国民年金(第3号被保険者)の期間が中心の女性
【年金月額】7万8249円
・厚生年金への加入期間(平均):6.7年
・平均収入(賞与込み月額換算):26万3000円
・年金月額の内訳:7万8249円(国民年金6万9016円、厚生年金9234円)
これらのケースから、現役時代の働き方や厚生年金への加入期間が、将来受け取る年金額に大きく影響することがわかります。
国民年金への加入が中心だった場合、年金の月額は約6万円から8万円が目安になるといえるでしょう。
実際に受け取れる年金額は人それぞれです。この機会にご自身の年金見込み額を確認してみるのも良いかもしれません。
【年代別】60歳代の年金平均受給額はいくら?1歳刻みの一覧表
次に、厚生労働省年金局が公表している「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を基に、60歳代のシニアが実際に受け取っている年金の平均月額を見ていきましょう。
60歳代|厚生年金の平均受給月額

60歳代の厚生年金の平均月額
・60歳:9万9664円
・61歳:10万4455円
・62歳:10万9323円
・63歳:6万8758円
・64歳:8万3901円
・65歳:14万9862円
・66歳:15万2378円
・67歳:15万2356円
・68歳:15万2709円
・69歳:15万1284円
※65歳未満の受給者には、特別支給の老齢厚生年金のうち、比例報酬部分のみを受け取っている方も含まれます。
60歳代|国民年金の平均受給月額

60歳代の国民年金の平均月額
・60歳:4万5186円
・61歳:4万6371円
・62歳:4万7784円
・63歳:4万7258円
・64歳:4万7896円
・65歳:6万1240円
・66歳:6万1369円
・67歳:6万1345円
・68歳:6万1293円
・69歳:6万978円
※65歳未満で受給している人は、繰上げ受給を選択した方です。
本来の受給開始年齢である65歳以上を見てみると、厚生年金の平均月額は約15万円、国民年金は約6万円が目安となっていることがわかります。
【年代別】70歳代の年金平均受給額をチェック!1歳刻みの一覧表
続いて、70歳代の年金受給額も確認していきましょう。
70歳代|厚生年金の平均受給月額

70歳代の厚生年金の平均月額
・70歳:15万455円
・71歳:14万8371円
・72歳:14万6858円
・73歳:14万5583円
・74歳:14万7774円
・75歳:15万1410円
・76歳:15万1241円
・77歳:15万962円
・78歳:15万862円
・79歳:15万3115円
70歳代|国民年金の平均受給月額

70歳代の国民年金の平均月額
・70歳:6万1011円
・71歳:6万770円
・72歳:6万234円
・73歳:6万32円
・74歳:5万9813円
・75歳:5万9659円
・76歳:5万9555円
・77歳:5万9349円
・78歳:5万9124円
・79歳:5万8676円
【年代別】80歳代の年金平均受給額は?1歳刻みの一覧表
最後に、80歳代の平均受給額を見ていきます。
80歳代|厚生年金の平均受給月額

80歳代の厚生年金の平均月額
・80歳:15万3729円
・81歳:15万5460円
・82歳:15万7744円
・83歳:15万9994円
・84歳:16万2555円
・85歳:16万3947円
・86歳:16万5577円
・87歳:16万5557円
・88歳:16万6200円
・89歳:16万6767円
80歳代|国民年金の平均受給月額

80歳代の国民年金の平均月額
・80歳:5万8623円
・81歳:5万8269円
・82歳:5万8003円
・83歳:5万7857円
・84歳:5万9675円
・85歳:5万9425円
・86歳:5万9228円
・87歳:5万9204円
・88歳:5万8756円
・89歳:5万8572円
データを見ると、70歳代・80歳代の年金月額は、厚生年金が14万円台から16万円台、国民年金は5万円台から6万円台で推移していることが確認できます。
まとめ:ご自身の年金見込み額を確認し、将来に備えましょう
公的年金は、老後の暮らしを支える大切な収入源といえます。
退職金や他の収入と合わせて、将来ご自身が受け取れる年金額を把握しておくことは非常に重要です。
もし年金だけで生活することに不安がある場合は、早めに準備を始めることで、対策の選択肢も増えるでしょう。この機会に、ご自身の年金について一度確認してみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
・厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
・厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
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