【貯蓄が多い人】に共通する《3つの習慣》とは?世代別《みんなの貯蓄》はどれくらい?「円グラフ」でチェック!
【20歳代~70歳代】貯蓄額の(平均値と中央値)はいくら?

【貯蓄が多い人】に共通する《3つの習慣》とは?世代別《みんなの貯蓄》はどれくらい?「円グラフ」でチェック!
「なぜあの人は同じくらいの収入なのに、しっかり貯蓄ができているのだろう」
そう感じたことはありませんか?実際のところ、貯蓄の多さは収入額だけでなく、日々の習慣に大きく左右されます。
本記事では、まず世代別の平均貯蓄額を紹介したうえで、貯蓄が多い人に共通する3つの習慣を解説します。
今日からすぐに実践できる内容ばかりですので、ご自身の家計管理に役立ててみてください。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【20歳代~70歳代】世代別に見る「貯蓄額の平均値」円グラフでチェック!
「自分は平均と比べてどのくらい貯蓄ができているのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。
実際、世代ごとに収入やライフステージが異なるため、平均的な貯蓄額にも大きな差があります。
まずは、20歳代から70代代までの各世代における平均的な貯蓄額を見ていきましょう。
20歳代~40歳代の貯蓄額(円グラフ)

20歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

30歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)
50歳代~70歳代の貯蓄額(円グラフ)

50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

60歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)

70歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産非保有世帯含む)
【20歳代~70歳代】貯蓄額の「平均値と中央値」
・20歳代:平均値382万円、中央値84万円
・30歳代:平均値677万円、中央値180万円
・40歳代:平均値944万円、中央値250万円
・50歳代:平均値1168万円、中央値250万円
・60歳代:平均値2033万円、中央値650万円
・70歳代:平均値1923万円、中央値800万円
世代別の貯蓄額を見ると、ライフステージの進展とともに着実に貯蓄が増えていく傾向が見て取れます。
60歳代になると、退職金や相続などの影響でまとまった資産を持つ人が増える一方、中央値を見ると必ずしも全員が余裕を持っているわけではないことがわかります。
全体を通じて、「平均値」と「中央値」の乖離に注目することが大切です。
平均値だけを見て「自分は少ない」と焦るのではなく、より実態に近いとされる中央値を基準に「一般的な家庭はどの程度の水準なのか」を把握することが現実的です。
貯蓄が多い人に共通する「3つの習慣」
「お金が貯まる人」と「なかなか貯まらない人」の違いは、必ずしも収入額だけではありません。
お金が手元に残るかどうかは、日々の使い方や管理の仕方に左右されます。実際に、貯蓄が多い人には共通した習慣が存在します。
例えば「収入を受け取ったら一定額を自動的に貯蓄へ回す」「定期的に固定費を見直す」「家計を見える化して支出を把握する」などです。
一見すると小さな工夫ですが、長い目で見ると資産形成に大きな影響を与えます。
次章から、誰でも今日から取り入れられる3つの習慣を紹介します。
特別な知識や高収入がなくても実践できる内容ばかりですので、自分に合うものから取り入れてみましょう。
貯蓄が多い人に共通する習慣① 収入が入ったら「先取り」で貯蓄する
貯蓄が多い人の大きな特徴のひとつが、「先取り貯蓄」をしていることです。
先取り貯蓄は「お金が余ったら貯金する」という考え方とは逆で、収入が入った時点で一定額を自動的に貯蓄へ回す仕組みを整える方法です。
例えば、勤務先が制度を導入していれば、給与天引き型の財形貯蓄を利用できます。
また、銀行や証券会社の多くは、口座引き落としによる自動積立サービスを提供しているので、リスク許容度に応じて資産運用を行うことも可能です。
毎月数百円~数千円程度でも設定可能なため、まずは無理のない範囲から始めてみるのが効果的です。
貯蓄が多い人に共通する習慣② 固定費を定期的に見直す
貯蓄が多い人は、日々の小さな節約だけでなく「固定費の削減」に注力しているケースが多く見られます。
固定費とは、家賃や通信費、保険料、サブスクリプションサービスなど、毎月決まって支払う出費のことです。
一度契約してしまうと放置されがちですが、実は家計全体の支出に占める割合が大きく、見直すことで大幅な節約効果を得られます。
例えば、スマートフォンの料金プランを格安プランに変更すれば、月数千円単位の削減が可能です。
また、加入している保険を見直し、必要以上の保障を減らすことで支出を抑えられます。
さらに、使っていない動画配信サービスやアプリ課金を整理するだけでも、年間にすると数万円の節約につながる場合があります。
こうした固定費の見直しは、一度行うとその後も継続して効果が得られるのが特徴です。
支出を減らした分を「先取り貯蓄」に回せば、資産形成のスピードをさらに高めることができるでしょう。
貯蓄が多い人に共通する習慣③ お金の流れを「見える化」している
貯蓄が多い人の共通点として欠かせないのが、「お金の流れを常に把握していること」です。
どれだけ収入があっても、自分が何にどのくらい使っているのかを知らなければ、気づかないうちに浪費が積み重なり、貯蓄に回す余力がなくなってしまいます。
最近では、家計簿アプリやインターネットバンキングの明細を利用して、支出を自動的に記録できる仕組みが整っています。
クレジットカードや電子マネーを連携すれば、項目別に支出を整理できるため、「外食に思った以上に使っている」「サブスクが重複している」といった点に気づきやすくなります。
さらに、見える化の効果は「使いすぎ防止」だけではありません。
月ごとの支出を振り返ることで、生活の優先順位が整理され、本当に必要な支出とそうでない支出を区別できるようになります。
今日から取り入れられる「小さな一歩」将来に向けた資産形成を考えましょう
今回ご紹介した3つの習慣は、すべてを一度に完璧に実行する必要はありません。
むしろ、まずは「できることから始める」ことが継続のポイントです。
例えば、「給与口座から毎月5000円だけでも自動で積み立てを始めてみる」「スマートフォンの料金プランを見直してみる」「家計簿アプリをダウンロードして1週間だけ支出を記録してみる」など、これだけでも「お金の流れ」を意識するきっかけになります。
重要なのは、行動を「仕組み化」することです。
貯蓄や支出管理を自動化・可視化できれば、意思の強さに頼らず、自然と貯まるサイクルをつくることができます。
小さな一歩を積み重ねることで、将来的に大きな資産形成につながっていくでしょう。
参考資料
・金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2024年」