おせちの予約販売始まる 過去最多356種類が登場 年末年始は最大9連休で需要の高まりに期待
「ことしも残すところ…」と言うにはまだまだ早い時期ですが、北九州市では10日から「おせち料理」の予約販売が始まりました。最大で9連休となる年末年始に向け、おせち商戦は熱を帯びています。

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■吉原美樹記者
「午前10時の開店と同時に、フロアには続々と人が集まってきました。皆さんのお目当てはおせちです。」
小倉井筒屋で始まったおせち料理の予約販売。全国の名だたる料亭や地元の名店など、過去最多の356種類を取りそろえています。
ことしは、物産展でも人気がある北海道のおせちが登場しました。年明けから「北のグルメ」を楽しめます。また、能登半島地震で被災した北陸地方のおせちもあり、買うことで被災地を応援します。
■買い物客
「去年初めて頼んでよかったから、ことしも来ました。」
「やっぱりおせちとなったらみんなで囲んで家族と。ごちそうも食べたいよね。普段は倹約していますから。」
■小倉井筒屋 食品部・阿部翔太郎さん
「一番人気なのは『個食おせち』です。少なめの量のおせちを、和と洋でそろえたり、いくつかのブランドで買い集めたり、食べ比べて楽しむ傾向も増えています。」
物価高の中、一部商品は5パーセントから10パーセントほど値上げしましたが、価格帯としては3万円前後が売れ筋とみています。

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ことしから来年にかけての年末年始は12月27日から1月4日まで、人によっては最大で9連休になります。家族や親戚などと過ごす機会が増え、おせち需要が高まるのではと、力を入れている企業もあります。

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■八木菜月アナウンサー
「こちらでは、おせちに入れるきんとんが一つ一つ丁寧に箱に詰められています。」
福岡県粕屋町に本社を置く食品製造会社「久松」です。10日、冷凍おせちの準備が進められていました。毎年の一番人気は、創業以来40年以上販売しているおせち「博多」です。
■八木アナウンサー
「豪華ですね。オマールエビのグラタンをいただきます。ソースが濃厚で、コクがあってクリーミーです。エビの身がたっぷり入っているので、うま味が引き立ってすごくおいしいです。」
去年より品数を3種類増やして48品にしましたが、価格は据え置きです。
■久松 製造課・原口功司さん
「仕入れ自体にも力を入れていて、大量に仕入れることで食材や資材の原価を落としています。」
ことしは過去最多となる22種類のおせちを用意しました。物価高の中、「コスパ重視」を意識した1万円前後のものや、「正月はぜいたくに」のニーズに応えた4万円台の高級おせちもそろえ、ライフスタイルや好みによって選べるようにしました。
■原口さん
「連休が長いと、 家族・親族が集まる機会があるかと思います。“ハレの日”の食卓におせちが華を添えられたらと思っています。」
こちらはネット販売が中心で、すでに1万件以上の予約が入っているということです。
残暑が続くこの時期に早くも始まったおせち商戦。物価が高止まりする中で、お正月だけでもぜいたくをという消費者の思いも熱を帯びています。