京浜東北線と中央・総武線、2027年春からワンマン運転スタート

E233系 2025年05月06日撮影

JR東日本は、京浜東北・根岸線および中央・総武線(各駅停車)において、2027年春からワンマン運転を実施すると発表しました。対象区間は、京浜東北・根岸線の大宮~南浦和間および蒲田~大船間、中央・総武線各駅停車の三鷹~千葉間(いずれも10両編成)です。

E231系 2025年08月21日撮影

©レイルラボ 京王8000系愛好家さん

2030年頃までに首都圏主要線区でワンマン運転を拡大する予定の線区

©JR東日本

導入にあたり、安全性を確保するためのさまざまな対策が進められます。運転席には乗降確認用モニタを設置し、すべてのドアの状況を一目で確認できるようにします。また、車内の非常通報装置(SOSボタン)を押した際には輸送指令室と直接通話できる仕組みを導入。さらに、輸送指令室から車内放送を行える機能や、万一の際に使用する避難はしごの設置、ホームドア整備の推進も行われます。

乗降確認モニタの例・ホームドア設置の例

©JR東日本

安定輸送の面では、定位置停止を支援するTASC(定位置停止装置)の導入を進めます。加えて、京浜東北・根岸線(大宮~大船間)を走行するE233系10両編成にはATO(自動列車運転装置)が搭載され、定時性の向上や運転士の負担軽減が図られます。

JR東日本は2024年11月に、2030年ごろまでに首都圏主要線区でワンマン運転を拡大する計画を示しています。すでに2025年3月には常磐線(各駅停車)や南武線でワンマン運転を開始しており、今回の京浜東北線・中央総武線への導入はその次のステップとなります。