「ブルートレイン」復刻 大井川鐵道で出発式 産経新聞社が支援 国鉄時代の塗装に変更

大井川鉄道でJR西日本から譲り受けた12系客車の営業運転を開始。新金谷駅で行われた出発式でテープカットに臨む鳥塚亮・大井川鉄道社長(左)と、産経新聞社デジタルビジネス本部の宇田川尊志本部長 =16日午後、静岡県島田市(大西史朗撮影)

東海道本線を走行していたブルートレインの再現を進める大井川鐵道は16日、国鉄時代の塗装に変更した電気機関車と編成を組む客車の営業運転を始め、出発式を同社の新金谷駅(静岡県島田市)で行った。出発式にはブルートレイン再現の企画を支援し、電気機関車の塗装変更と12系客車の導入に協力した産経新聞社からも担当者が出席した。

新金谷駅に停車する、12系客車(奥)と、この客車を使用したEL急行かわね路53号を牽引する電気機関車E31形4号機(左)。 =16日午後、静岡県島田市の新金谷駅(大西史朗撮影)

式典で大井川鐵道の鳥塚亮社長は「ブルートレインといえば天下の東海道を走っていた列車で、静岡には大変なじみがある。この地で復活するのは意義深いこと」と挨拶した。また、産経新聞社デジタルビジネス本部の宇田川尊志本部長は「世界に誇れるわが国の鉄道文化のなかでも、特に多くの方々に愛されたブルートレインの復活をお手伝いできましたことを誇りに思います」と話した。

新金谷駅に停車する、12系客車を使用したEL急行かわね路53号 =16日午後、静岡県島田市の新金谷駅(大西史朗撮影)

営業運転を開始した12系客車は国鉄時代の昭和53年に製造された「スハフ12-129」「オハ12-346」「オハ12-345」「オハ12-341」「スハフ12-155」の5両。いずれも今年7月にJR西日本から大井川鐵道に譲渡され、運行開始に向けた点検や整備が行われていた。