JR北海道、すべての特急が「全車指定席」に “サブスク型”特急券発売も

789系 2025年08月07日撮影
JR北海道は、旭川方面の特急列車を2026年春に全車指定席化すると発表しました。これをもって、道内の特急列車はすべて全車指定席となります。あわせて、自由席系の商品を中心とした「おトクなきっぷ」を見直し、「えきねっと」限定商品に統一します。
全車指定席化するのは、札幌〜旭川間の特急カムイ・ライラック、札幌〜稚内間の特急宗谷、旭川〜稚内間の特急サロベツ、札幌〜網走間の特急オホーツクの各列車です。臨時列車についても同様に指定席のみの運用となります。これにより、自由席の混雑や始発駅に近いほど座りやすいという不公平感を改善し、確実な着席機会を提供することを狙います。また、指定席の拡大により、事前予約で着席を確保でき、車内改札の省略による快適性向上も図られます。

基本編成
©JR北海道
全車指定席化にあわせ、これまで駅で販売していた「自由席往復割引きっぷ(Sきっぷ)」や「Rきっぷ」「ふらの・びえいフリーきっぷ」「旭山動物園きっぷ」などの設定が順次終了します。具体的な終了日は後日案内されます。

発売を終了する商品
©JR北海道
今後は「えきねっと」限定の割引商品「特急トクだ値1」や、札幌〜旭川間で利用できる「在来線チケットレス特急券(トク割)」に統一されます。価格は申込タイミングによって変動し、例えば札幌〜旭川間では片道2,440〜4,340円といった幅で設定される予定です(2026年春以降)。
特急定期券「かよエール」は「かよエール+(プラス)」へ移行し、普通車指定席の空席利用や、乗車7日前からの事前指定が追加料金なしで可能になります。また、この定期券シリーズは2027年3月31日利用分をもって終了します。
さらに、普通列車定期券と組み合わせて指定席を利用できる新しいサブスク型特急券「特急 e-Pass」も導入されます。スマートフォン上で座席の予約ができ、チケットレスで利用可能です。