JR東海車両に川崎復帰 振り子式の技術力評価

特急「しなの」向け新型車両385系のイメージ(JR東海提供)
JR東海が、名古屋―長野を結ぶ在来線特急「しなの」向け新型車両385系の量産先行車の発注先に、川崎重工業子会社の川崎車両(神戸市)を含めたことが22日、分かった。東海道新幹線の最新車両N700Sを含めJR東海の車両生産に近年関わっておらず、復帰した格好。カーブで車体を傾かせて快適さを高める振り子式車両の技術力が評価され、生産を担う。
385系はカーブの開始位置をより正確に検知する新技術を採用し、高速で曲がっても乗客が快適に過ごせるようにする。川崎車両は、岡山市と島根県出雲市を結ぶJR西日本の特急「やくも」の振り子式車両273系がカーブを通過する際に、最適なタイミングで車体を傾ける技術の開発に携わった。
量産先行車は8両編成で、川崎車両が片方の先頭と中間1両の計2両を、他をJR東海子会社の日本車両製造が担う。新型導入後は現行の383系を置き換える。

JR西日本の特急「やくも」に使われている車両273系

JR東海の特急「しなの」に使われている現行の車両383系
三菱自、日産ホンダと米で協業も 「検討進んでいる」
JR西、駅にリモコン除雪機導入 作業員の安全確保や負担軽減
新幹線のぞみ1両、ディスコに JR東海、お立ち台も設置