特別名勝「兼六園」名実ともに石川県民の財産に 石川へ所有権移管に向け 馳知事が構想策定の方針示す

石川を代表する観光地、特別名勝「兼六園」。その所有権は国にあり、県に無償で貸し付けています。石川県の馳知事は、年頭会見でその所有権の、県への移管に向けて構想を策定する方針を示しました。

石川県・馳 浩 知事:

「兼六園の県有地化構想を打ち出すこととしました。石川県を国内外に発信する、石川県に兼六園あり」

今後、有識者会議を設けて、県有化に向けた構想の議論を深めていく方針です。

約150年前、明治政府から公園と認可され、一般に開園された兼六園。

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石川県は、所有権を持つ国から無償で借り受け、入園料収入で維持管理を行っています。

その所有権が国から移管されれば、現在320円の入園料を改定しやすくなり、値上げを視野に、魅力アップへの投資につなげる考えです。

30年前に国から取得し、城の復元整備が進められた金沢城公園を例に「本物志向で再整備をしたい」と語りました。

石川県・馳 浩 知事:

「施設が老朽化してくれば、耐震化の問題もありますよね。インバウンド好調でありますから、多言語化も必要ですよね。次の100年に向けた構想を持った上で、再整備が必要ではないかという挑戦であります」

また、兼六駐車場に加賀や能登方面へ周遊するバスターミナルを整備する方針を示し、兼六園を拠点とした富山や福井など県外への誘客を促す方針を示しました。

一方、6月上旬に行う能登地域のトキの放鳥について、国が2回目の放鳥を、9月頃に実施すると決めたことを明らかにしました。

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6月の放鳥の15羽から20羽に加えて、9月は5羽から10羽を予定しているということです。

石川県・馳 浩 知事:

「トキが定着してくれるようにトキに関わるグッズ、また農産品の販売促進に力を入れて取り組んでいきたい」

今後、専門家などによる協議会を開き、2回目の放鳥の場所や方法について決めるということです。