24系「夢空間」に光が灯った!令和の清瀬で美しい姿が復活

まるで今にも動き出しそうなくらい綺麗に蘇った車両

東京都清瀬市は2026年2月1日に、清瀬中央公園にて24系客車「夢空間」の一般公開を開始しました。公開されたのは、ラウンジカー「オハフ25 901」とダイニングカー「オシ25 901」の2両。当日は外観展示としてお披露目されたほか、ママ鉄タレントで鉄道文化人として活動する豊岡真澄さんの「夢空間アンバサダー」就任式とトークショー、さらに点灯式が行われました。

多くの人が駆けつけていました

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車両のお披露目は、同公園内に開館した建築家・隈研吾氏が主宰した南部児童館等複合施設「まつぼっくる」のオープニングイベントにあわせ実施されました。清瀬市は、複合施設の一部として公園内へ“賑わいの創出”を目的に鉄道車両を設置する方針を策定。その中で、日本における豪華客車のパイオニアである「夢空間」を後世に引き継ぎ、市の文化財として保存することが決定しました。

車両の横にはホームのような場所も、時計も設置されています

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中央公園で展示されている「夢空間」

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「夢空間」は1989年にJR東日本が製造した客車3両で、豪華な内装と特別なデザインで多くの鉄道ファンに親しまれてきましたが、2008年に営業運転を終了。3両のうち、「オハフ25 901」「オシ25 901」は2025年1月まで、商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」で展示されていました。なお、残る「オロネ25 900」は、2011年12月から東京都江東区木場のフレンチレストランで店内の一部として保存、活用されています。

中央本線を走行する「夢空間」 2005年撮影

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「オハフ25 901」「オシ25 901」は清瀬市によるクラウドファンディングで、内外装ともに現役当時の姿を再現する修復が行われてきました。ららぽーと新三郷から移転し、約1年をかけて車両の修復・保存・活用に向けた準備が進められてきました。2025年8月には車体外装の剥離と下地補修を行ったうえで塗装がほぼ完了。その姿は、まるで全検を終えたかのようなピカピカの仕上がりです。

整備中の食堂車“ダイニングカー”(1号車)「オシ25 901」

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車内のライトに光が点りました!

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詳細記事「まるで“全検中”の光景!愛された「夢空間」、東京都清瀬市にて一般公開に向けた準備着々と」

イベントでは、「夢空間アンバサダー」に就任した豊岡さんが、澁谷桂司清瀬市長らとともに登場。就任式では、待ち受けた多くの市民や鉄道ファンらがその様子を車両とともにカメラに収めていました。

「夢空間アンバサダー」に就任した豊岡真澄さん

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澁谷桂司清瀬市長と「夢空間アンバサダー」豊岡真澄さん

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澁谷市長は、「さまざまな人のおかげで、車両は製造時に近い姿に仕上がったと思います。ららぽーと新三郷の想いをしっかり受け取り、次世代へ引き継いでいけたらと思います。豊岡さんの発信力を最大限に発揮して、アンバサダーとして同施設を世界に発信していただければ。」とコメント。

豊岡さんは、「夢空間は、いちファンとしてららぽーと新三郷に展示している頃はもちろん、クラウドファンディングについても注目をしていました。完了した際にはぜひ会いに行きたいと思っていたところ、まさか私がアンバサダーになれる日が来るなんて、と本当に驚いたことを覚えています。アンバサダー決定の際は、家族はもちろん、日本各地の鉄道会社の皆さんからも祝福の声をいただき、夢空間が多くの方に愛されていることを実感しました。」と就任についての喜びをコメント。

また、整備が完了した夢空間については、「車体はもちろん車内の再現度の高さがすごい。乗車した人は当時のそのままの姿を、初めて目にする人はその豪華さに感動すると思います。全世代の人が楽しんでもらえる素晴らしい車内です。」と太鼓判を押していました。

夢空間については車内の残りの作業を実施後、まずは市内の人にお披露目するとし、ゴールデンウィーク頃をめどに、様々な企画と共に一般に公開予定。今後は絵本の読み聞かせや、清瀬市の特産品(農畜産物)等を使用した料理を楽しめるような企画も計画しているとのことです。

清瀬中央公園へのアクセスは、西武鉄道池袋線 清瀬駅南口から秋津駅方面へ歩いて15分ほどです。

ライトアップされた「夢空間」

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