侍ジャパン JAL WBCデカール機でマイアミへ! 韓国代表は元ANAジャンボ、台湾はスペマで凱旋

羽田空港 2026年3月9日撮影 N322SG ボーイング747-481 アトラス航空

3年ぶりに開催されている野球の世界大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。日本代表“侍ジャパン”、韓国、台湾(チャイニーズ・タイペイ)、オーストラリア、チェコが接戦を繰り広げた1次リーグ(プールC・東京ドーム)が終了し、“侍ジャパン”と韓国代表が準々決勝へ駒を進めました。準々決勝以降はアメリカ・マイアミで開催されるため、両チーム向けのチャーター便が運航されました。

2026年3月9日に東京ドームでの試合日程を終えた韓国代表は、11日午前1時半ごろに羽田空港A滑走路RWY16Rからマイアミに向けて出発。大会側が用意したチャーター機には、アトラス航空のボーイング747-400型機「機体記号:N322SG」が投入されました。5Y8861便としてマイアミまで約12時間飛行し、現地時間で10日深夜(日本時間11日正午過ぎ)に到着する予定です。韓国代表は試合中のパフォーマンスで、「チャーター機に乗ってアメリカへ行きたい」という思いから、飛行機を全身で表現した“チャーターポーズ”を行っており、この思いが叶ったと言えます。

© Atlas Airアトラス航空 ボーイング747-400型機「N322SG」に搭載されている143席を擁するビジネスクラスシート

韓国代表が乗り込んだアトラス航空747-400は、2000年6月から2007年10月まで全日本空輸(ANA)で「JA405A」として、その後2008年7月までオアシス香港航空で「B-LFD」として活躍した機体です。チャーター運航2日前の3月8日夜間に羽田空港へ里帰りしていました。アトラス航空へ移籍後の同機はVIP仕様に改修され、ファーストクラス10席、シェルフラットシートを備えたビジネスクラス143席、エコノミークラス36席、計189席で、機内Wi-Fiも完備した豪華仕様。機体後部までビジネスクラスが立ち並ぶ光景は、さながら日本航空(JAL)が2000年代に展開していた747-400の機内仕様「L04」を思い出させるものです。またANA時代(JA405A)も当時としては革新的な、機内にバーカウンターやビジネスコーナーを備えた“シカゴスタイル”として特別仕様で運航されていたことから、豪華仕様に縁のある機体なのかもしれません。ANA退役後も日本へ馴染みのある機体で、直近では2023年3月のWBC前回大会で準々決勝(東京ドーム)を勝ち抜いた「野球キューバ代表」が羽田〜マイアミ間で使用したほか、プレミアリーグ(イングランド)「マンチェスター・シティ」の7月に行われたアジアツアーで成田空港へ、2024年3月のロサンゼルス・ドジャース韓国遠征では大谷翔平選手や山本由伸選手の移動機としても使用されました。

© FlyTeam ぶる~すかい。さん成田空港 2007年9月15日撮影 JA405A ボーイング747-481 全日空

一方、1次リーグ(プールC)を全勝で首位突破した“侍ジャパン”は、3月10日夜のチェコ戦終了後、JALのチャーター機で羽田空港153番スポットからマイアミに向けて出発しています。使用された機材はボーイング787-9型機「JA871J」で、JL8800便として韓国代表が搭乗したアトラス航空を追いかけるように、11日午前3時ごろC滑走路RWY05から離陸しました。約13時間のフライトの後、マイアミ国際空港へ現地11日早朝(日本時間11日16時過ぎ)に到着する予定です。前回大会(2023年)時も準々決勝の試合後、東京ドームから羽田へ直行し、JALの787-9「JA869J」でマイアミ入り(復路も同じ機体)しています。

なお、今回“侍ジャパン”が搭乗した「JA871J」のL2ドア下部左側に、WBCおよびJALロゴと「侍よ。再び、世界へ斬り込め」のステッカーが貼り付けられています。

© FlyTeam SHARP FUKUDAさん羽田空港 2026年2月17日撮影 JA871J ボーイング787-9 日本航空

「JA871J」は、JAL SKY SUITE IIIを搭載したビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席、計203席「E91」仕様。ビジネスクラスはフルフラットシートを斜めに配置した、1-2-1配列のヘリンボーン仕様になっています。前回大会時の「JA869J」も「E91」仕様で、特製ヘッドレストカバーなどの機内装飾と共に、同じ客室仕様の機体で連覇を狙う“ゲン担ぎ”になるでしょうか。

© FlyTeam 厚木の乗り鉄さん日本航空 大連 → 羽田 2023年11月搭乗 写真:座席(シート)

最後に、惜しくも準々決勝進出を逃した台湾代表(チャイニーズ・タイペイ)は、3月10日夜に成田空港から台北・桃園国際空港まで、チャイナエアラインのCI2109便で帰路に就きました。使用された機材は、プレミアムビジネスクラス40席、プレミアムエコノミークラス62席、エコノミークラス256席、計358席仕様のボーイング777-300ER型機「B-18007」で、ボーイング・ハウスカラーとのハイブリット特別塗装機でした。選手たちの

インスタグラムのストーリーでは、フルフラットシートでくつろぐ様子などが投稿されていました。

© FlyTeam Huang ChengJenさん台湾桃園国際空港 2025年11月7日撮影 B-18007 ボーイング777-309/ER チャイナエアライン

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