【ガソリン値上げ】おすすめ給油方法は「価格落ち着くまで満タンにせず…」補助金支給による価格安定は「3月最終週くらいか」 イラン情勢悪化で原油価格高騰 ガソリンスタンド経営者の声など取材【解説】
▼1Lあたり26円値上げ
イラン情勢悪化で高騰する原油価格。石油元売り大手のエネオスは、ガソリンの卸値について12日から「1Lあたり26円値上げ」していて、政府は「ガソリン補助金」の支給を表明しています。
ガソリン価格はいつ落ち着くのか?いつ給油するのがベストなのか?ガソリンスタンドの声は?野村総合研究所・木内登英氏への取材を交えて解説します。
▼補助金復活へ…170円/1Lを超える分を全額補助

原油価格の高騰を受け、高市総理は11日、去年の末に暫定税率とセットで廃止された「ガソリン補助金」を復活させると表明しました。
ガソリン価格が170円/1Lを超える分を全額補助。3月19日(木)出荷分から支給するということです。
▼ガソリン価格いつ落ち着く?おすすめの給油方法は?

補助金支給により価格はいつ安定するのか?今後ガソリンはいつ入れるのがベストなのか?あるガソリンスタンドの経営者に聞くと…
▼価格安定はいつ?
「うちは来週も10円ほど上がりそう」
「補助金が効いて170円程度になるのは3月最終週くらい?」
▼おすすめの入れ方は?
「価格が落ち着くまでは満タンにせず、少しずつ入れてつなぐのがいいかもしれません」
また、小売り価格の決め方については、次のように話していました。
▼「価格は自社で決めるが周辺の他店との競争もあるので、むやみには値上げできない」
▼「仕入れ値が下がったら速やかに値下げする。それがお客さんと長くつきあうためには必要」
▼なぜ?ガソリン“異次元”値上がり

そもそもガソリンというのは「石油元売り」から「小売り」=ガソリンスタンドに卸されるという流れになっていて、その際、エネオス・出光・コスモなどの元売り大手からは週に1回(水)、翌日(木)~翌週(水)までの卸売価格が通知されます。
そして、中東から日本に原油が来るまでの期間は約3週間。しかし、「卸売価格は3週間前に元売りが買い付けたときの価格を参考にして決まるわけではない」と言います(野村総合研究所・木内登英氏)。

木内氏によると、石油元売りからの卸売価格は、毎週の価格見直し前約1週間分の「原油価格」と「為替レート」という2つの要因を参考に決めるとみられるということで、小売りはそれに連動して価格が上下するようです。
では、ガソリンの“異次元”の値上がりは、原油価格の上昇、そして昨今の円安が原因なのでしょうか?
▼中東情勢をきっかけに…国内に“投機的な動き”?

木内氏は、「これだけならここまで急騰しないはず…」と指摘。
中東情勢を契機として国内に「品不足感」が生まれ、一部(大手以外)の元売りが高値で小売りに販売する“投機的な動き”が生まれたことが値上がりの原因ではないかと言います。
(2026年3月13日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)