【注目された飛来機情報】773ER/BDSF初登場!各国政府機やアントノフなど

関西国際空港 2025年10月10日撮影 MM62229 ボーイング KC-767A (767-2EY/ER) イタリア空軍
今週は、カリッタ エアの新たに就航した777-300ER貨物改修機の初登場が話題になりました。他にも、大阪・関西万博閉幕に合わせた政府専用機やアントノフ、新スペマなど、直近2025年10月10日〜16日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
10月10日・新千歳空港
日本貨物航空(NCA) ボーイング747-8F型機 「機体記号:JA11KZ」
10月7日の「JA15KZ」に続き、アメリカ・シカゴからNCAの貨物チャーター便が新千歳にやってきました。同機はその後、成田空港までフェリーされています。

© FlyTeam eagle-driver1998さん新千歳空港 2025年10月10日撮影 JA11KZ ボーイング747-8KZF/SCD 日本貨物航空
10月10日・羽田空港
ドイツ空軍 エアバスA350-900型機 「機体記号:10+03」
ドイツの政府専用機(Luftwaffe・ルフトヴァッフェ)が、カナダ・バンクーバーから羽田にやってきました。同機はその後、東南アジア方面へ出発しています。同機の飛来は2022年11月のドイツ大統領来日に合わせて運航された、羽田空港・関西国際空港以来でした。

© FlyTeam ハム太郎。さん羽田空港 2025年10月10日撮影 10+03 エアバスA350-941 ドイツ空軍
10月10日・関西国際空港
イタリア空軍 ボーイングKC-767A(767-200ER)空中給油・輸送機 「機体記号:MM62229」
イタリア空軍の空中給油・輸送機が、関西国際空港にやってきました。大阪・関西万博に関連する飛来とみられます。同機の日本飛来は、合同訓練による昨年8月の小牧基地・三沢基地以来でした。

© FlyTeam Y.Dさん関西国際空港 2025年10月10日撮影 MM62229 ボーイング KC-767A (767-2EY/ER) イタリア空軍
10月10日・中部国際空港
アトラス航空 ボーイング747-400F型機 「機体記号:N419MC」
マレーシア・ペナンから、少し風変わりなアトラス航空の貨物機がセントレアにやってきました。「Apex Logistics」のロゴマークを胴体の両側に描いた機体で、横田基地など在日米軍基地への飛来実績は多いですが、今年8月の成田空港以来となる飛来になりました。「Apex Logistics」のロゴマーク付きで運航されているアトラス機は、同機と「N486MC」、747-8F「N863GT」の計3機です。

© FlyTeam yabyanさん中部国際空港 2025年10月10日撮影 N419MC ボーイング747-48EF/SCD アトラス航空
10月10日・関西国際空港
カンタス・フレイト エアバスA330-200(P2F)型機 「機体記号:VH-EBF」
オーストラリア・ポスト(郵便)ロゴマーク付きの、カンタス貨物機が関空にやってきました。今年7月日本初飛来となった新千歳空港以来で、オーストラリア・シドニーとの間を往復しています。

© FlyTeam Lotusさん関西国際空港 2025年10月10日撮影 VH-EBF エアバスA330-202P2F カンタス航空
10月11日・山口宇部空港
チャイナエアライン ボーイング737-800型機 「機体記号:B-18661」
チャイナエアラインによる、山口宇部〜台北(桃園)間の双方向チャーターが運航されました。14日と合わせて、2往復4便を運航。今年2月にもチャーターで飛来していますが、秋季の同区間での運航は、約6年ぶりでした。

© FlyTeam こぐともさん山口宇部空港 2025年10月11日撮影 B-18661 ボーイング737-8AL チャイナエアライン
10月11日・下総航空基地
海上自衛隊 P-1哨戒機 「機体記号:5511」
海上自衛隊 US-2救難飛行艇 「機体記号:9903」
海上自衛隊・下総航空基地(千葉県)にて、「下総航空基地開設記念行事 2025 (基地開設66周年一般公開)」が開催されました。あいにくの天気により展示飛行は中止になりましたが、P-1哨戒機とUS-2救難飛行艇による地上走行が披露されています。

© FlyTeam B767playerさん下総航空基地 2025年10月11日撮影 5511 川崎 P-1 海上自衛隊 © FlyTeam Haruru-cameraさん下総航空基地 2025年10月11日撮影 9903 新明和工業 US-2 海上自衛隊
10月12日、15日・仙台空港
日本トランスオーシャン航空(JTA) ボーイング737-800型機 「機体記号:JA07RK & JA05RK」
仙台〜宮古間にて、JTAのチャーター便が運航されました。復路は15日に、特別塗装機「2代目 ジンベエジェット」で運航されています。JTA機は今年7月にも、チャーター便として特別塗装機「JA05RK」が飛来しています。

© FlyTeam たくみんSDJさん仙台空港 2025年10月12日撮影 JA07RK ボーイング737-8Q3 日本トランスオーシャン航空 © FlyTeam やまけんさん仙台空港 2025年10月15日撮影 JA05RK ボーイング737-8Q3 日本トランスオーシャン航空
10月12日・成田空港
SF エアラインズ ボーイング747-400F型機 「機体記号:B-2423」
通常はボーイング767-300F型機が投入される成田〜深圳線に、747が投入されました。10月5日にも「B-2422」に機種変更されています。

© FlyTeam TNKCさん成田国際空港 2025年10月12日撮影 B-2423 ボーイング747-4EVF/ER/SCD SF エアラインズ
10月12日・岐阜基地
航空自衛隊 F-15J改イーグル型機 「機体記号:32-8942」
航空自衛隊 C-2輸送機(XC-2試作機) 「機体記号:08-1201」
航空自衛隊・岐阜基地(岐阜県)にて、35,000人が来場した「岐阜基地航空祭 2025」が開催されました。予行では晴天下で行われていた、F-15J戦闘機・F-2戦闘機・T-4練習機・C-2輸送機の異機種大編隊デモ飛行ですが、天候不良により中止に。しかしながら、同基地を拠点とする飛行開発実験団各機による展示飛行など、盛り上がりをみせました。

© FlyTeam 弁当箱さん岐阜基地 2025年10月12日撮影 32-8942 三菱 F-15J改 イーグル 航空自衛隊 © FlyTeam MIRAGE E.Rさん岐阜基地 2025年10月12日撮影 08-1201 川崎 XC-2 航空自衛隊 © FlyTeam あずち88さん岐阜基地 2025年10月9日撮影 08-1201 川崎 XC-2 航空自衛隊
10月12日、13日・広島空港、羽田空港
スウェーデン空軍 ガルフストリームG550型機 「機体記号:102005」
スウェーデンから政府専用機として使用されている、空軍機のガルフストリームがやってきました。同時期に皇太子夫妻などが、大阪・関西万博、広島、皇居などを訪問しており、これに関連した飛来とみられます。同機は2024年12月にも、羽田空港へやってきています。

© FlyTeam F.YUKIHIDEさん広島空港 2025年10月12日撮影 スウェーデン空軍 © FlyTeam じーく。さん羽田空港 2025年10月13日撮影 スウェーデン空軍
10月13日・関西国際空港
カナダ軍 エアバスCC-330(A330-200)ハスキー輸送機 「機体記号:330002」
カナダ空軍が運用する政府専用機が、関西国際空港にやってきました。これまで同国の政府専用機はエアバスA310-300型機が担っていましたが、A330ベースのCC-330が運用を開始してからはこれが日本初飛来になりました。

© FlyTeam よっしぃーさん関西国際空港 2025年10月13日撮影 330002 エアバスCC-330 ハスキー カナダ軍
10月13日・岡山空港
航空自衛隊 T-4練習機 「機体記号:36-5811」
岡山桃太郎空港にて、「空の日フェスタ2025」が開催されました。航空機展示として、航空自衛隊・海上自衛隊・陸上自衛隊の航空機やヘリコプターが飛来し、事前応募で受け付けた参加者へ公開しました。

© FlyTeam F.YUKIHIDEさん岡山空港 2025年10月13日撮影 36-5811 川崎 T-4 航空自衛隊
10月13日・伊丹空港
ジェイエア エンブラエルERJ-190型機 「機体記号:JA252J」
大阪・関西万博の閉幕に合わせて、特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」のさよならイベントが伊丹空港で行われました。参加者により、機体へ直接メッセージが書き込まれそのまま運用に入りました。同機は、イベント翌日14日の羽田〜秋田線で運航を終了しています。

© FlyTeam Lotusさん伊丹空港 2025年10月13日撮影 JA252J エンブラエル ERJ-190-100(ERJ-190STD) ジェイエア
10月13日、16日・成田空港
カリッタ エア ボーイング777-300ER/SF(BDSF)型機 「機体記号:N779CK」
アメリカ・シンシナティより、日本初飛来となるカリッタの777-300ER/SF(BDSF)が成田へやってきました。同機はその後、香港へ向けて出発。16日に再びアメリカ・シカゴから飛来しています。元々エミレーツ航空で旅客機として活躍していた機体で、773の貨物改造機としても初めての飛来でした。同社は計4機の773貨物改造機を保有しています。

© FlyTeam ぽてとふらいさん成田国際空港 2025年10月13日撮影 N779CK ボーイング777-36N/ER(BDSF) カリッタ エア © FlyTeam サンドバンクさん成田国際空港 2025年10月16日撮影 N779CK ボーイング777-36N/ER(BDSF) カリッタ エア
10月14日・八丈島空港
航空自衛隊 C-2輸送機 「機体記号:18-1213」
台風22号および23号の連続台風により、大きな被害を受けた東京都の離島、八丈島。都からの災害派遣要請により、美保基地(鳥取県)の第3輸送航空隊が入間基地(埼玉県)と八丈島空港の間で、12日と14日に資材や器材の輸送を実施しました。12日は段ボールベッドや携帯トイレの支援物資、14日は水タンク車や仮設給水槽などを輸送しています。

© FlyTeam じーのさんさん八丈島空港 2025年10月14日撮影 18-1213 川崎 C-2 航空自衛隊
10月14日・成田空港
アントノフ・エアラインズ アントノフAn-124-100型機 「機体記号:UR-82027」
世界最大の大型貨物機An-124ルスランが、アメリカ・アンカレッジから成田へやってきました。翌15日に出発しています。前回の日本飛来(今年8月の成田空港)と同じ機体で、数ヶ月ぶりの再来となりました。

© FlyTeam sepia2016さん成田国際空港 2025年10月14日撮影 UR-82027 アントノフ An-124-100 ルスラーン アントノフ・エアラインズ
10月14日・福岡空港
エアアジア エアバスA320-200neo型機 「機体記号:9M-RAR」
エアアジアの新しい特別塗装機が次々とやってくる福岡空港ですが、この日も6月26日に運航を開始した機体が初飛来を果たしました。マレーシアの観光年「Visit Malaysia 2026 Truly Asia」をPRするもので、同キャンペーンのキャラクターであるマレーグマなどが描かれています。

© FlyTeam 幹ポタさん福岡空港 2025年10月14日撮影 9M-RAR エアバスA320-251N エアアジア © FlyTeam kopさん福岡空港 2025年10月14日撮影 9M-RAR エアバスA320-251N エアアジア
10月14日・羽田空港
日本航空(JAL) ボーイング787-9型機 「機体記号:JA868J」
航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」の特別塗装機が登場しました。同機は9月22日以降、重整備を行なっており、整備を終え次第路線就航するとみられます。同塗装は777時代には存在していましたが、退役などによって消滅していたところ、今回787での復活となりました。

© FlyTeam モモロウさん羽田空港 2025年10月14日撮影 JA868J ボーイング787-9 日本航空
10月14日・宮崎空港
航空自衛隊 ボーイングKC-46A空中給油・輸送機 「機体記号:44-3614」
航空自衛隊・美保基地(鳥取県)の第3輸送航空隊に所属する、KC-46A空中給油・輸送機が宮崎空港にやってきました。訓練とみられ、KC-46は宮崎初飛来になりました。県内には新田原基地なども所在しており、民間空港への珍しい空自機の飛来になりました。

© FlyTeam H.YUSHINさん宮崎空港 2025年10月14日撮影 44-3614 ボーイング KC-46A (767-2C) 航空自衛隊
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?