【F1公式テスト第4日】アストンマーティン「AMR26」ようやくコースイン たった5周も、ホンダとの新たな歴史を刻む

テスト4日目になってようやく走り出したアストンマーティンのAMR26。エンジンカウル内にはホンダ製PUが搭載されている(F1公式サイトから)

アストンマーティンF1の公式Xで公開されたAMR26が初めてコースに向かうところ。なぜだかモノトーンだ

オスカー・ピアストリがコースへ向かうマクラーレンの新車MCL40(チームの公式サイトから)

順調に規定の3日間を終えたメルセデス。非公式ながら2日連続のワンツーで打ち上げた(メルセデスAMG提供)

 F1の公式テスト「バルセロナ・シェークダウン」の第4日が29日、スペインのバルセロナ―カタルーニャサーキットで行われ、今季からホンダとタッグを組むアストンマーティンがようやく走り出した。今季型車両「AMR26」は、数多くのチャンピオン車両を生み出した名デザイナー、エイドリアン・ニューウェイさんが同チームで初めてかかわったクルマ。レギュラードライバーのランス・ストロールが乗り込み、ホンダとの新たな挑戦が幕を開けた。

 この日の走行が終わる1時間前になってようやくコースインしたストロールだが、たった5周を走ったところでコース上でストップ。それでも「わずか数周だったけど、クルマの感触は良かった。このクルマは新しいことが多く、学ぶべきことがたくさんある」とチームを通じてコメント。そして「とても多くの時間を費やして開発してきたクルマ。実際にステアリングを握れ、新しいホンダのパワーユニットに触れることができて良かった」と続けた。

 今回のテストは非公開のため公式のタイム表はないが、欧州メディアの独自計測によると、4日目は7チーム9選手がコースイン。ジョージ・ラッセルが1分16秒445の最速タイムを刻み、同僚のキミ・アントネッリが2番手で続きメルセデスがワンツー。規定の3日間を走って、今回のテストを最速で打ち上げるラッセルは「きょうもまずまずで全体的にとてもポジティブ。十分な距離を稼げ、大きな問題はなかった。相対的な順位が分かるのは次のバーレーンテストになるが、ベースには満足」と今季型車両「W17」を評価した。

 走行2日目のマクラーレン「MCL40」にはオスカー・ピアストリが初めて乗り込んだが、トラブル発生で約50周ほどで切り上げた。「燃料システムのトラブルで走行時間が少し短くなったけど、あすにはチームが解決してくれるだろう」とF1公式サイトにコメント。最終日となる第5日(30日)には、規定の3日間を終えたメルセデスとレーシングブルズ、今回のテストをキャンセルしたウィリアムズ以外の8チームが参加可能だ。