【F1】ホンダ製PUのアストンマーティン、苦戦もアロンソは「戦闘力感じる」ラッセルがスプリント制覇&PP奪取【カナダGPスプリント&予選】

スプリントで奮走するフェルナンド・アロンソ(ホンダF1提供)

貴重なデータ収集を成果に挙げるホンダF1の折原伸太郎エンジニア(ホンダF1提供)

スプリントでキミ・アントネッリを押さえ込むジョージ・ラッセル(メルセデス提供)
F1第5戦カナダGPは23日、モントリオール郊外のジルビルーブサーキットで23周のスプリントと本戦の予選を行った。ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するアストンマーティンはスプリントで苦戦。予選もフェルナンド・アロンソが19番手、ランス・ストロールはブービーの21番手に沈んだ。スプリントではストロールがグリッド上で車両トラブルに見舞われ、アロンソも接触によるダメージが響き15周で戦いを止めた。
ただ、シーズン開幕当初に苦しんだPUに起因する振動問題などは発生せず。ホンダF1の折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネジャー兼チーフエンジニアは「きょうはPUに大きな問題は発生しませんでした。主にエネルギーマネジメントとドライバビリティでいくつかの学びがあり、スプリントから予選に向けて調整を行いました」と前向きなコメント。振動問題で遅れていた貴重なデータ収集を着実に進めたようだ。
アロンソも「今週末はこれまでよりも戦闘力を感じている。残念ながらQ2進出にはさらなるパフォーマンスが必要ながら、あしたの決勝は雨予報。興味深い展開になるだろう」と意味深なコメント。全チームがデータを持たないウエットレースでの大駆けをひそかに狙っていそうだ。
メルセデスのジョージ・ラッセルが、スプリントと予選のポールポジションを奪取。「きのうもいい一日だったけど、きょうもいい一日なった。チームが持ち込んだアップデート(進化版部品)が効いているよ」と上機嫌だ。スプリントでは同僚のキミ・アントネッリと激しいバトルを展開したが、「互いにフェアでいい戦いだったよ」と話した。
<スプリント結果=23周>
【1】G・ラッセル(メルセデス)28分50秒951
【2】L・ノリス(マクラーレン)+1秒272
【3】K・アントネッリ(メルセデス)+1秒843
【4】O・ピアストリ(マクラーレン)+9秒797
【5】C・ルクレール(フェラーリ)+9秒929
【6】L・ハミルトン(フェラーリ)+10秒545
【7】M・フェルスタッペン(レッドブル)+15秒935
【8】A・リンドブラッド(レーシングブルズ)+29秒710
【9】F・コラピント(アルピーヌ)+31秒621
【10】C・サインツ(ウィリアムズ)+36秒793
【11】L・ローソン(レーシングブルズ)+61秒344
【12】G・ボルトレート(アウディ)+61秒814
【13】E・オコン(TGRハース)+64秒209
【14】S・ペレス(キャデラック)+70秒402
【15】N・ヒュルケンベルグ(アウディ)+72秒158
【16】L・ストロール(アストンマーティン)+1周
【17】V・ボッタス(キャデラック)+1周
【18】O・ベアマン(TGRハース)+1周
【19】A・アルボン(ウィリアムズ)+1周
【20】P・ガスリー(アルピーヌ)+1周
【21】I・ハジャー(レッドブル)+3周
【ー】F・アロンソ(アストンマーティン)15周リタイア
<予選>
▼Q3
【1】G・ラッセル(メルセデス)1分12秒578
【2】K・アントネッリ(メルセデス)1分12秒646
【3】L・ノリス(マクラーレン)1分12秒729
【4】O・ピアストリ(マクラーレン)1分12秒781
【5】L・ハミルトン(フェラーリ)1分12秒868
【6】M・フェルスタッペン(レッドブル)1分12秒907
【7】I・ハジャー(レッドブル)1分12秒935
【8】C・ルクレール(フェラーリ)1分12秒976
【9】A・リンドブラッド(レーシングブルズ)1分13秒280
【10】F・コラピント(アルピーヌ)1分13秒697
▼Q2
【11】N・ヒュルケンベルグ(アウディ)1分13秒886
【12】L・ローソン(レーシングブルズ)1分13秒897
【13】G・ボルトレート(アウディ)1分14秒071
【14】P・ガスリー(アルピーヌ)1分14秒187
【15】C・サインツ(ウィリアムズ)1分14秒273
【16】O・ベアマン(TGRハース)1分14秒416
▼Q1
【17】E・オコン(TGRハース)1分14秒845
【18】A・アルボン(ウィリアムズ)1分14秒851
【19】F・アロンソ(アストンマーティン)1分15秒196
【20】S・ペレス(キャデラック)1分15秒429
【21】L・ストロール(アストンマーティン)1分16秒195
【22】V・ボッタス(キャデラック)1分16秒272